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連邦の朝
第1話 始動
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持つ私と言えども
この様な非常事態が続いているのだ、動揺してしまうだろうに
私の精神は一体?

……………出産終了

全く凄い経験だな、思わず直ぐに声をあげてしまって、
私を持ち上あげた医者等に驚かれていたな。
しかし、赤ん坊はすぐに目は見えない筈では?
と考えている所にズダダダダダダダダダと凄い音がなった。

何事だ一体!?

「我が愛しの妻とその子は何処だどこにいる!?」
すごい剣幕で喋るジョージ二世。

…彼が私の父親かそれにしても部屋と言い服装といいここは中世のヨーロッパか?

「貴方、皆様が怯えていらしゃいますわよ。」

ふむ、私の母親は優しい人の様だな。

「おぉ!愛しの我が妻よ、そして愛しき我が子は何処に?」

近く来るとよく見える、ん?あの格好は?もしや!

「此処に居ますわ、貴方。」
自分の胸の上に乗っている赤ん坊の顔をジョージ二世に見せた。

間違いない、彼は、私の父親は王か王族、かなり位の高い人物だ。

「この子はなんと産まれて間もなくもうその瞳に知性を宿している。」

何だと私を見抜いたのか?この時代ならば私は異端として裁かれてしまうやもしれん。

「そんなことより、私名前を考えましたの。、発表してもよろしくて?」

二人は仲が良い様だな、何かあれば母親を盾にすれば良いだろう。

「勿論、良いさ発表してご覧。」

ふむ、私の名か気になるな我が祖国のジョンは勘弁いだきたいが。
ジョン王の様な謀略家には、私はなれんからな全く。
連邦の士官の中でも謀略家として名を馳せていた彼とは思えない謙虚さだ。

「この子の目の色がきれいだからグリーンという名前にしたらどうかと。」
タバサはそう提案した。

私は、今回の生もグリーンか、グリーン・ワイアットで在ること強いられているようだな、
そうか、これが宿命や運命、必然と言うやつか!

「私も気に入った、早速、集まった民衆に発表してくる!!」
ジョージ二世は走った妻の声を聞かず。

集まった民衆に発表だと!私の読みは合っていた様だな。

「あ、貴方何もそんなに急がなくとも。あの人たらふふっ。」

これからどうすべきか、考えるとしようか。
ウォッ眠くなってきたぁ。zzzzzzzz

ワイアットの受難の道はまだまだ始まったばかりだ。


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