5話 犯罪者に襲い掛かる謎の呪!?上
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
か……。
カップラーメンの商品棚から離れ、ペットボトルのお茶が販売しているであろう
ガラス張りの冷蔵庫の前に立ち、扉を開けてお茶を二つ取り出し、カップラーメン
と同様に籠の中に入れる。
これ以上買うものは無いな……。
籠の中身を確認してレジに並ぶが……。
「いらっしゃいませー!」
コンビ二の自動ドア開き、店員の声が聞こえた瞬間、小さいが邪悪な霊気がコンビニの
中に入って来るのを感じた。
波長からして下級悪魔かそれとも力を意図的に抑えている魔族か……。
どちらか分からないが、ゆっくりと顔を動かし、霊力の感じる方向を見る。
「ったく!なんで私が師匠の契約悪魔であるお前の世話をしないといけないワケ!?」
『キキッ、それはお前が弟子だからしょうがないキィ』
視線の先には小さな黒い下級悪魔と小学生くらいの少女だった。
会話を聞く限り、あの少女はGSの弟子らしい。
俺といいあの子といい、師匠には苦労しているようだ。
ほほえましい(?)少女と悪魔の掛け合いを見た後、レジでお金を払い、教会に
帰る俺。
「おお!食りょ……じゃなくて、京介君!!待っていたよ!!」
教会に帰ると、先生が割り箸を片手に笑顔で俺を出迎える。
最近この笑顔を見ると思わず、殴ってしまいたくなる俺はかなりのストレスを
抱えているのではないだろうか?
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ