第三章 聖杯大戦編
第八十二話 『外伝12 お花見(前編)』
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あかんけどまぁ平気やろ。リンディ提督やレティ提督にはお願いしといたし」
「そっか!」
「それじゃ私達も内緒にしておかないとね」
「ごめんな」
それで全員が苦笑する。
「さて、それじゃぼちぼちかまけようか。ざっとあいさつ回りして軽く食べてそれからみんなで特等席にいこう!」
「特等席…?」
「それって、なに…?」
「私も聞きたいわ」
「私も私も!」
はやてとフェイト、シホとアリシアが反応を返す。
「にゃはは…内緒の場所があるの」
「すごく綺麗な場所…」
「それじゃいこ、すずか。挨拶回り」
「うん。それじゃシホちゃん、みんなまた後で」
それですずかとアリサは挨拶回りにしにいった。
「さて、私も分離や。レティ提督とかアースラの人達にご挨拶せな」
「うん。私もさっき武装隊の人達見かけたから挨拶してくる」
「なら私もいくわ」
それでシホ達は各自分かれた。
別れ際にアリシアはフェイトに、
「フェイト! こういうのも楽しいね!」
「そうだね、アリシア」
「ここにもしお母様もいたらもっと楽しめたんだけど…無い物ねだりはしちゃダメだよね」
「うん…」
「アリシアも強くなったわね」
「うん。私はフェイトのお姉ちゃんだから!」
シホに褒められてえっへんと胸を張るアリシアの姿に微笑ましい光景だとシホは思う。
それからフェイトはアルフの方へと向かい、なぜかそこでランディとアレックス、アルフに歌を勧められ、そこにシグナムとシャマルまで参加してきてなのはとユーノに聞いてぜひと進める。
それでフェイトは赤くなりながらも、
「少しだけですからね?」
そう言ってフェイトは歌いだす。
それによって近くにいた人達は聞き耳を立てる。
「〜♪〜〜♪」
そして歌いきると一同が歓声をあげる。
「フェイト! 歌、よかったよ」
「ありがとう、アリシア」
「はぁ…でも恥ずかしかった。なんだか変だったでしょう」
「テスタロッサ」
「は、はい…」
「いい歌だ。お前は歌が上手いんだな」
「あ、ありがとうございます。シグナム…」
「テスタロッサちゃん、すごいわね。なんだかドキドキしちゃった」
シグナムが褒めてシャマルが絶賛する。
「フェイトは歌が上手いんだよ」
「うう…」
「良い歌は好きだ。よければこれからも時々聴かせてくれるか、テスタロッサ?」
「まぁご希望でしたら…」
「それでいい」
そこでシャマルがお肉をもらっていい? と言ってランディとアレックスに聞いていた。
それに縄張り争いがすごいアルフがガウガウ言っていたが…。
「しかしお前はいい加減その言葉遣いはやめろというのに。姉のアリシアの方は普通に話しかけてくれるぞ? なぁ?」
「ねぇ〜!」
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