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【完結】剣製の魔法少女戦記
第三章 聖杯大戦編
第八十一話    『外伝11 今日から小学四年生』
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復学もできるし制服とか用具とかもう揃ってる?」
「はい。もうばっちりと! 士郎とかがきっちりと揃えてくれました」
「士郎さんはマメな人だからね〜」
「でも、よく志貴と睨み合っている事が多いんで困っているんです。なんかやっぱり反りが合わないみたいで…」
「そうなの?」
「はい。前よりは関係も緩和したとは言っていましたけど…昔は切った貼ったは何回もやったらしいです」
「あはは。おっかない親戚ね」
「でも、いい家族です」
「そう…。と、っととそれより話は戻るわね。しばらくは車椅子の通学だけど」
「あ、教室は一階にしてもらえるそうなので大丈夫です」
「さすが私立…融通が利くんだ」
「そうみたいですね」
「…うん。立って歩けるようになるにはもう少し時間はかかるしリハビリはきっと大変だと思うけど、一緒に頑張ろうね?」
「はい…」
「ああ、そういえば士郎さんと志貴さんの話は聞いたけど他の人達…シグナムさん達とかはお元気?」
「はい。めちゃくちゃ元気です」



…場所は変わって管理局。
そこではレティがシグナム、シャマル、士郎、リインフォース達と会話していた。

「ではレティ。私達はこれで失礼します」
「うん。ごめんね〜。結局夜通し勤務になっちゃったけど…色々と助かったわ。お疲れ様」
「いいえ、ありがとうございました」
「では失礼しました」
「あ、待って士郎。あなたのデバイスだけどまだアンリミテッド・エアから引き継ぐ形で試験的に簡易型魔術式システムを積んでいるだけだからまた後で調整するついでに魔術について詳しく知りたいっていう話だからすぐに通ってね?
シホちゃんとキャスターにもその旨は伝えておいて。士郎よりシホちゃんやキャスターの方が魔術の知識は豊富だから」
「了解した。善処する。…しかし、もうすでに管理局でも数名魔術回路を持つ者が出てきているという話だから大変になってきますね」
「そうなのよ…。幸いまだ持つ者が出てきただけで聖杯大戦事件ほど過激な魔術師は生まれていないのが不幸中の中の幸いだけど…」
「そこはやはり言峰綺礼の協力があったからだと思いますが…」
「そうね。魔術師の資格がある子にはちゃんとした知識も学ばせないといけないから、だからシホちゃんやキャスター共々期待しているわよ? 士郎」
「ははは…了解です」
「それと話は戻って、シグナムと士郎、リインフォースはまた明日、ヴィータと一緒に武装隊への出向があるから時間と場所は大丈夫?」
「本日中におって連絡があるそうです」
「はい」
「うん…シャマルは明後日ザフィーラを連れてきてね? 支局の方にいってもらうから」
「はい」
「それじゃ今日はゆっくり休んで。そしてはやてちゃんによろしくね」
『お疲れ様でした』

そう言って四人は部屋から退出
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