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俺屍からネギま
バケモノだ!
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おおてからにぃ〜。」


「スマンスマン、まぁそんだけ元気が有れば大丈夫だろ、いけるな?……」


「ああ………あんがとな。」
陣の発破に鶴子は見事にのり、鶴子は小さく感謝の言葉を述べるといよいよ出番といった風に木刀を軽く振りながら一二歩前に出る。

鬼達は突然の出来事に何をしたら良いか分からず戸惑っていたが鶴子は知った風で無く木刀を構えた。



「これが…京都神鳴流奥義・斬岩剣!やぁぁぁーー!どやっ!?」

バッサササーーーン!

「はははは…(たくっ、鶴子もしょうがねーな…)」

鶴子は腕が斬られて呆然としている鬼を一刀両断し、陣に対してどんなもんやと言った顔見せ、陣は苦笑いで応える。

一刀両断された鬼は黒い煙となってこの世から消え去った。



「さて、お前ら続きと行こうか。」
陣は不敵に笑いながら鬼達を睨みつける。


その不敵な笑みを見た鬼達は先程からあった陣への既視感を知った。


「その面構え、その瞳…間違いねー。何で忘れていたんだ、この男を…お前は御陵だな!」

「御陵だとっ!またお前らか!応仁の乱の時も戦国時代の時も…幕末も、いつもいつもお前ら御陵に邪魔されてきたんだ!!」
この鬼達は以前から幾度も現世に出ては、当代の御陵一族の武士達に倒されていた。


「……ほう、そうかい。御先祖さま達に倒されてはあの世に、倒されてはあの世に…と言うことか。今回も俺に倒される為に、わざわざ出て来てくれてあんがとさん。
また次代の時にも来てくれや………行くぞ、鶴子!」


「はいよ!」

「この野郎!下級妖怪倒した位で粋がるな!俺は中級で兄貴は上級妖怪なんだ、ガキの二人直ぐに喰ってやるからな!!」


「そうだ、今度こそお前ら御陵を!青山を!倒してやる!!」
陣の言葉に鶴子は意気揚々と言った風に返事をするが、鬼達はまた倒される訳には行かないと言った様に陣や鶴子に対して殺意を露わにした。



本気になった鬼達と陣・鶴子との本格的な戦いが始まった。


陣と鶴子は気で鬼達は妖力で身体能力を向上させたその動きは、先程まで行っていた陣と鶴子の闘いとは天と地程の差があった。



「何が何だかわからないや。」

「コレが若のいる世界かぁ〜。」
下がって見ていた子供達はその動きに圧倒された…


鬼達は得物である棍棒を振るい、陣達は木刀を振るい相打つ。

「力はワシらも方が上だなぁー!なぁ兄貴!」

「ああ…(バカが力以外は負けてるだろうが!……コイツは力があってもバカだな)」

「はっまだまだこれからや!(力で負けてても、速さと連携は充分に撃ちあえる…いける!)」

「行くぞ鶴子!(思いの外鶴子と相性がイイな。…バカ
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