第2話:グランヴェルデ
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「えっと…今魔王って言いました…?」
「はぁ…まぁ…」
普通に痛い外国人でいてくれ!…とゆう雪羅の願いも届かず、普通に本当っぽい返答が返ってきた
「え…知らなかったんですか…?うちには基本どんな人でも来ますよ?」
こいつうちのことほんとに分かってんのか?とゆう態度で椎名が言った。
それでも魔王が来るとか思わないじゃん…普通さぁ…
「先代はあなたのお父様に大変お世話になったようでして…」
「え!?前に魔王うちに来てたの!?」
「来ましたよ?…まぁ先代の魔王もシェリルさんのように人形でしたからね…普通気づきませんよね」
…とゆうわけでなんか普通みたいです。これがうちの日常らしいです。
「ま…まぁ魔王さん…いやシェリルさん…本日はどういったご用件で?」
「あっはい…実は私こう見えてもう80歳なんですよ…」
「は、80!?嘘でしょ!?」
「あー…えーと…うちの家系は肉体は歳をとりにくいらしくて…」
なんだそのどこぞの惑星ベジタブルから来た宇宙人みたいな設定!
「あの…ですので世継ぎを探していただきたいなと…」
「は…はぁ…なるほど…」
用件は分かったがまさか魔王までくんのかここ…
まだ魔王が来た衝撃ひきずってるよ…
つかさっきから礼儀正しいな魔王!
「で…ではどのような御世継ぎがよろしいでしょうか?」
「はい!圧倒的戦闘能力・統括力・知力を兼ね備えた生物にお願いしたいです!」
超笑顔で言われた…………
いわゆる生物で最強のやつを探してほしい…とゆうのが魔王の依頼らしい。
「…と言われてもなぁ…どこから探せばいいものやら…」
とゆうわけで一応魔界に来てみたわけだが…
ほんとにあったよ魔界…なんか野原とか広がってて逆の意味でビビったわ
のどかすぎんだろ魔界…
「なぁシェリルさん…魔王候補とか居ないの?」
「あー…居ないわけじゃないんですけど…あ、お疲れさまです。農作業がんばってください…でもその候補の子達はねー…あ、はいこんにちはー…ちょっといろいろと問題が…ねぇ…」
…と、通りすがる魔物(?)たちに挨拶をしながら話してくれている。
「魔族の人たちと親しいんですねー…シェリルさん。魔王ってもっと恐れられてるものかと…」
「へ?あーまぁそうゆうイメージはありますよね。でも実際の魔界なんてこんなもんですよ。」
「そ、そうなんですか…」
魔界のイメージ壊れた。
「だってこんな魔族じゃないと人間界すぐに滅んじゃいますよ?」
シェリルさん…あんた笑顔で言ってたら逆にこえぇよ…
「まぁときどき狂った魔族が魔王かたって人間界に出ていったりするんですよね…そのたびに勇者にやられてますけどね」
「えっ!あいつら魔王じゃないの!?」
「はい。あんなやつら、私は指先だけで倒せますよ。」
もはや
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