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【完結】剣製の魔法少女戦記
第三章 聖杯大戦編
第七十九話    『聖杯大戦の終焉。そしてこれから…』
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ったがそれでもその体から溢れる魔力はすごいものがあった。

「…ふぅ、なんとか“片割れ”である僕と、“彼らの記憶と霊格”だけでも形を変えて生き残らせることができましたね」

少年はそう呟き、

「さて…せっかくこうして“受肉”し新たな体を得たのですから僕もこの新世界を楽しむとしましょうか」

少年は旅立とうとしている。
しかし、そこに…、

「もし…そこの少年よ」
「…ん? なんですか、お爺さん?」
「せっかくだ。儂と協力をせんかの? この世界に新たな組織を作る仕事だ。そこのトップになる気はないか…?」
「面白そうですね…。新たな楽しみができました」
「うむ。ではこれからよろしく頼むぞ」
「ええ」

少年はその手に五枚のカードを並べて眺めながら老人…“宝石翁”の手を握った。
そして少年の持つカード一枚一枚からも膨大な魔力が溢れているのだった。
こうして少年は新たな居場所を得た。
シホ達との道が交わることがあるのかはまだ、分からない。



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