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【完結】剣製の魔法少女戦記
第三章 聖杯大戦編
第七十八話    『英雄王の圧倒的な力』
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結界の存在を知らない…?

「英雄王、言峰綺礼はどこにいるんだ?」
「…教えると思っているのか? セイバーよ」
「ならば力ずくで聞き出すまでです!」
「よーし! 前の世界での雪辱をやっと晴らせるわね! 覚悟しなさい、金ピカ!」
「真祖か。また殺してやろう」
「金ピカ、俺の槍であの世に送ってやるぜ?」
「狗は地べたを這いずり回っていろ」
「…狗と言ったな? ならば貴様のその慢心、後悔させてやるぜ!」
「いいだろう。ならば見事我を屈伏させてみるがいい。できればだがな…クククッ」

ギルガメッシュはそう言い余裕の笑みを浮かべる。
そしてそれを合図に王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)を展開し私達に放ってきた。

「士郎は詠唱して! その間は私達が食い止めるから! ネロ、お願い!」
「うむ!」
「わかった!…I am the bone of my sword.(体は剣で出来ている)

士郎が目をつぶり詠唱に入った。
後はその間、ギルガメッシュの猛攻を押さえつけておくのが私達の役目。

「アルトリア! 私達もいきましょう! 戦力は一人でも多いほうがいいわ!」
「了解しました!」
『ユニゾン・イン!』

そしてセイバーフォームへと姿を変え私もサーヴァント達とともに駆けていった。
最初にこれでもかと言わんばかりにファニーヴァンプが爪で攻撃を仕掛ける。

「ほらほら! 前は星から力を受け取れなかったけど今回は一味違うわよ!」

爪の攻撃によって何度も地面を抉りながらもギルガメッシュに攻撃の手を緩めないファニーヴァンプ。
しかしギルガメッシュは紙一重のところでその攻撃を交わしている。
そこに背後から李書文と殺人貴が迫ってきて、同時に拳とナイフを振り下ろす。

「はっ!」
「ひゅっ!」

だがそれは展開した王の財宝の武器達で防ぎ攻撃を通させない。

「ふん。…我を倒すと大口を叩いたのだからもっと一斉にかかってくるが良い!」
「けっ! ならば受けてみろよ! 刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)!!」

ランサーの槍がギルガメッシュに向けて迫るがそれは同じくゲイ・ボルクの原典である宝具で打ち消しあって効果をなくした。

「私の魔眼を受けてください!」

ライダーが眼帯を外しギルガメッシュに向けて石化の魔眼を放つ、が、

「この蛇が! ぬるいわ! その程度の魔眼で我の行動を束縛できると思うな! それ!!」

そしてお返しとばかりにライダーに向けて『ハルペーの鎌』を射出する。
本能で危険と察知したライダーはすぐに離脱してなんとか受けるのは防げた。

「私の呪術を受けてください! 呪相・炎天!!」
「受けなさい! 聖王…鉄槌砲!!」

キャスターの炎が走り、オリヴィエ陛下の
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