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【完結】剣製の魔法少女戦記
第三章 聖杯大戦編
第七十二話    『ランサーの覚悟の戦い』
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そんな私に金髪の少女が近寄ってきて、

「ミゼ・フローリアンさん…事情聴取のためにあなたを逮捕させてもらって、よろしいですか…?」
「…ええ。構わないわ。私も、また一からやり直すわ…」

ディルムッド様の遺言とも言える言葉。
これを胸に大事にしまっておこう。
そしてやり直すのだ。私の人生を。そして新たに始めよう。
バインドで拘束されて連行されながらもそう心で誓った。
きっと今の私は憑き物が落ちたような表情になってすっきりとしているだろう。
ディルムッド様…私はまた頑張ります。見ていてください、私の初恋の人…。


◆◇―――――――――◇◆


Side シホ・E・S・高町


ミゼを管理局に預けて月村邸へと帰ってきた私達は広間で色々と雑談をしていた。

「ランサーよ! そなたの至高の戦い、しかと見させてもらった! 余は楽しかったぞ!」
「はははッ! よせよ!」

ネロとランサーはなにやら話に花咲くことがあったのか色々と語り合っている。
まぁ私もあの戦いの感想はすごいを通り越していたからね。
それをサーチャーの中継越しで見ていた居残り組はというと、

「すごいな…」
「ああ…最高の戦いと言ってもいいな」
「うむ。まさに死闘と呼ぶべきものだ」
「私だったらそっこうで死んじゃいますね」

ヴォルケンズはひたすらランサーの戦いを感心しながら見ている。

「リインフォース、やっぱり英霊ってすごいんね」
「そうですね、主。キャスターもかなりの強さを持っているのでしょうね」

はやてとリインフォースも評価しているようである。
キャスターは確かに強いのだろうね。

「確かに強かったねー」
「そうだな。アルクェイド」

ファニーヴァンプと殺人貴も敵の実力を感じ取って話し合っている。

「…アーチャーはよくあんなランサーの戦いを引き分けで防げたものだな」
「マスターからの魔力供給が少なかったからではないですか…?」

なにやら士郎とキャスターは昔を思い出しながら話している。

「儂もランサーのクラスで呼ばれておれば槍を使えたものよの」
「そうなの、アサシン…?」

アリサとアサシンもなにやらもしもの話をしている。

「ライダーは同じクラスのサーヴァントがいないから競う敵がいないね」
「私はスズカが守れればそれだけで構いません」

すずか達もどうやら残りのサーヴァントにライダーがいないのは特に気にしていないらしい。

こうして一同は話をしながらも夜はふけていくのだった。



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