第三幕その四
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聞きつけて集まってきたのである。
「皆」
「話は知っているよ。イェニーク」
「うん」
彼は不思議な程落ち着いていた。少なくとも村人やマジェンカからはそう見える。
「本当に御前さんはとんでもない奴だな。まだ言うか」
「見損なったよ。ここまで腐った奴だったなんて」
「女の子を泣かして楽しいか?」
「別に泣かしてはいないよ」
彼はしれっとした態度でそう答えた。
「僕はマジェンカに本当のことを言いたいだけなんだ」
「一つ言っておくよ」
村人の一人がそれに応えた。
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