第四十話
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かちゃんと眠ることが出来た。
翌日、この前の入り江の手前、海賊との激戦を行った場所で慰霊祭が行われた。
後から石で慰霊碑を建立するそうだが、まずは詳細を記した木製の立て札が立てられその代わりとしている。
クロード神父と町の礼拝所の司祭が儀式を執り行い、エーディンさんとシルヴィアはその補助をしていた。
最後は海に花や供え物を流し皆で祈りを捧げた。
宿に戻ると、昨日渡しそこねたと言われて受け取った書状はヴェルリーからのものであり、ついにブリギッドと合流できたそうだ。
すぐにエーディンさんに見せたところ大層喜んでくれた。
ただ、大手を振って本当に町に入れるか心配なのでいざという時に人質に出来るよう非武装の町の有力者を用意してほしいということだった。
これは町の礼拝所の司祭が引き受けてくれて、あとは指定された日時を待つのみとなった。
これを果たせば、マディノでの長いようで短い滞在の終わりを告げることになるだろう。
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