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第二十五話 格闘、神聖防御
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誠也は無傷でそこに立っていた。
『ホウ……、無傷カ。』
誠也の意外な頑丈さに驚く機械王。
誠也は機械王に無傷である理由を示す。
「さっきは気が動転していて使うこともできなかったが、今回はそうもいかない。」

「相手の攻撃の軌道を読み切ってその攻撃が直撃する一瞬、そこに魔力を集中させる。」

「集中させた魔力はその密度を高め、防御魔法の効果を何倍にも引き上げる。」

誠也は戦闘の構えを取り、戦闘続行の意思を示した。
漏れ出る魔力が桜吹雪のように周囲を舞う。

「これがヴィヴィオお婆様直伝の瞬間防御!『セイクリッドディフェンダー』だ!!!!」

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