12話
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ないのか?」
「あ、ええ、そうですね。助かりました。一緒に戻らせてもらいます」
「ならグズグズするな。先程のようなこともあるからな」
ようやく立ち上がったロイドに忠告だけすると子供たちを連れてさっさと行ってしまった。
「何者だ、あのおっさん。オーラが尋常じゃないというか、なあ?」
「腕前も尋常じゃありませんでした」
ランディとティオが一撃であの魔獣を倒した男の尋常じゃない強さ、態度の隙のなさについて語っているとエリィが納得したように頷いた。
「あの人が」
「知ってるのか、お嬢?」
「ええ。というかなんでお嬢って呼ぶの?」
「いや、なんとなく雰囲気で。それであいつは何者なんだ」
「アリオス・マクレイン」
男の背中を見つめているロイドが答えた。
「クロスベルタイムズで何度か読んだことがある。遊撃士協会・クロスベル支部に所属する最強のA級遊撃士。どんな依頼も完璧にこなして市民から絶大な信頼を得ているクロスベルの真の守護神」
「風の剣聖。アリオス・マクレインだ」
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