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形而下の神々
過去と異世界
持ち物検査
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な化学物質の生成ができる!!」

 と、ドヤ顔は崩れない。
 ……だから何処の戦場に行くつもりだおまえは。何と戦ってるんだよ。


 更に出て来たのは鎖と手錠。
 この間アダルトショップで買った忌まわしき思い出だ。

 「何故それを持ってるんだよ!!」
 「いや、まぁ荷物の整理してなかったんだなこれが」

 そこで真相に気付いた俺はため息交じりに言う。

 「何がサバイバル心だよ……」

 要するに戦場から帰って、パリに向かって、そのままの荷物でここに来たって訳か。

 「まぁ良い。この状況では確かに助かる装備だよな」
 「だろ? グッジョブ俺!!」


 輝きを失わないドヤ顔が非常に腹立たしい。
 腹立たしいが、とりあえず俺の持ち物よりは有能そうだ。

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