暁 〜小説投稿サイト〜
ちょっと違うZEROの使い魔の世界で貴族?生活します
本編
第18話 神殺しは強過ぎです!!
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している間に、ダース単位で敵を減らしていきます。

 私が3体目の敵を倒した頃には、敵の気配はすっかり無くなっていました。

(地下水路に居た敵が、みんな集まって来ていたみたいですね。最終的には、100体超えていたかもしれません)

 私がそんな事を考えていると、2人は歩き出しました。私は置いて行かれないように、慌てて追いかけます。(1人でアンデットを複数相手したら、死亡確定だから)

 やがて2人は、印が付いた一画で立ち止まります。

「ちょっと行ってくるわ」

 リタがそう言って、天井に消えて行きました。暫く待つと天井の一角が開き、梯子が下りて来ました。私はナベリウスに「お先にどうぞ」と言いましたが、ナベリウスは首を横に振りました。私が(なんで?)と言う顔をすると、ナベリウスは「……見たいの?」と聞いて来ました。それで何故私が先か、良く分かりました。(ナベリウスの服装じゃ下から丸見えです)

 私は浮遊できないのを不便に感じながら、梯子を登ります。(同じ霊体なのに、リタみたいに浮遊出来ないのは何でだろう?)登った先には、メイドさんが居ました。腰まで届くロングストレートの髪が特徴的なメイドさんは、おそらくエクリア殿でしょう。

 私は手早く挨拶を交わし、入口からどきます。ナベリウスが上がって来ると、エクリア殿は挨拶を交わし入浴と着替えの準備が出来ている事を告げました。ナベリウスは勝手知ったる他人の家、すぐに歩いて行ってしましました。

 エクリア殿は梯子を回収し、入り口をふさぎます。私はその工程を見ていました。

「どうかなさいましたか?」

「いえ。始めて来た人の家で、勝手に歩き回るのは如何かと思いまして。ナベリウスについて行くと、殴られかねませんし」

 私が冗談ぽく答えると、エクリア殿は笑顔で頷いてくれました。

「では、ご案内いたします」

「お願いします」

 エクリア殿に案内され、地下室から広間に移動します。広間に差し掛かったところで、掃除中のメイド2人と会いました。軽く挨拶を交わし、簡単に自己紹介をしておきます。予想はしていましたが、2人はシュリとサリアでした。

 エクリア殿に館の造りと、各部屋の位置や裏庭などの事を説明してもらいます。そして最後に私が逗留する部屋に、案内してもらいました。(館の大きさは、ドリュアス邸と大差ないですね)

 部屋の説明を一通り受けると、私は剣を振り回せる場所が無いか聞きました。

「それでしたら、裏庭をご使用ください」

「ありがとうございます」

 私は早速裏庭に出て、炎の鍛剣を振ります。正直に言うと、地下水路でリタとナベリウスに圧倒的な差を見せつけられて、悔しくなったのです。暫く剣を振っていると、エクリア殿が話しかけて来ました
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