暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス 〜天才は天災を呼ぶ〜
第1話
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、……えっと少し式が間違ってますね、12段目の式ですが、ここはエンタルピー値が"2"になりますのでこの式がおかしいです。 エンタルピー値を"3"とおいてしまっている今の式では、酸素との化学反応が起きてしまいますので量子崩壊と量子構成ができずに終わりますよ。 今の式のまま計算をすすめると、Fの数が15になりませんか? 15だと次元空間法則に絡んでしまいますので、Yρの値が出てこなくなると思いますよ。 まぁ、あそこでエンタルピー値を2と置くことに考えが至るためには、反重力の構成式をしっかり出さないといけないんですが……。 反重力の構成式で怖いのは、間違えた数値を入れてしまっても、証明が可能になってしまうということです。 ほら、……ここ。 反重力発生式が間違っています。 反重力はゼロの除算式を構築して、そこに相対性理論を絡め、ニュートリノ反発光化学式を2〜3次元への光の推進速度αで割った数、実数値で68になるはずですが、それを代入、最後に重力加速度を重量で割り、ヒモ理論を用いて8次元の世界での光の速度Εω求めてかけ合わせ、水分子の振動崩壊限界を超えない範囲に収めないといけませんので……。
 これではエンタルピー値を2と置くところまで話を詰めることができなくなりますし、今のまま無理やり理論を完成させますと、エンタルピー値に干渉して最悪……、


 ……爆発しますよ?」




 予想外の答えが返ってきちゃったよ……。 

「……あ〜、え〜、なるほど。 ちょ〜っと待ってね(汗) ……ポチポチっと、うわ〜できちゃったよ、灯台もと暗しだね、こんなしょっぱなのところで間違えていたなんて……orz」

 少女の隣に座り、いつも持ち歩くパソコンを使い、少女から言われたことを実践してみた。 結果は、今まで何を悩んでいたと思えるぐらい簡単に解決してしまった。 うんうん、束さんこの子に興味がわいちゃったよ!!!! 見れば箒ちゃんと同じぐらいプリチーだし、将来はちーちゃんに並ぶぐらい美人さんになりそうだしね(w
 おっと、それよりも次の話に移らないと……。

「あ、じゃあ次はね……。 この絶対防御システムと、コアネットワークシステムについてなんだけど……」
「はい? ……あ、このシステムは不完全ですね……。 絶対防御システムは操縦者の命を守るためのシステムだと思われますが……? 単独飛行が可能な飛行機ですか? 随分小さいのにパワフルな推進装置を考案されていますね。 ……エネルギーを固めて噴射? 推進力としても使えますが、応用すれば弾無制限の強力な兵器にもなりそうです。 それよりもそんな現行の推進装置がゴミになるレベルの装置を開発されてますねぇ。 ただ、コストが高そうですが……。 あぁ、そんなことより絶対防御システムでしたか? ふむ、理論は面白いですが、
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