暁 〜小説投稿サイト〜
なりたくないけどチートな勇者
13*なんたら無双
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ゴムのぉ」

腹立つ、寝てろ!

「ライフル!」

ズドッ!

「ごっ…がぁっ!」

ズシャッ!

………

……………ふぅ。

これで本当にミッションコンプリートだ。
いゃあ、疲れた。
そういやギアセカンド使った方が早く終わったかな?

…まぁいいや。
とりあえず。

「おぉーーい!こいつらの片付けやっといてくれ!そして朝飯お願い!」

朝ごはんをたべよう。
あぁー、腹減った。




……いや、別に肉でなくてもいいけどね?



〜サイドエリザ〜

エリザとバリス、そして近衛隊の面々は、壁の穴からナルミの戦いを見て

ドゴォッ!

「兄様。」

ドガガガガガ!

「何だ?」

ズバシャァ!

「ナルミはいったい何者なんでしょうか?」

ドガァ!!

「………わからん。」

見とれていた。

真面目に作戦を考えてた自分はなんだったのかとも思ったが、それ以上にナルミの理不尽なまでの強さに目を奪われてしまったのだ。
周りの兵士達も皆、ナルミの戦いぶりをみて呆然としている。

ちなみに、エリザはケンカからもう立ち直ってすでにいつもの様子に戻ってる。

そして、しばらくするとナルミが

「おぉーーい!こいつらの片付けやっといてくれ!そして朝飯お願い!」

と、敵の司令官を吹っ飛ばして言ってきた。

「……わかった!お前たち、敵兵の回収と朝食の用意を初めろ!」

「「「ハイ!」」」

正気に戻ったエリザが指示を出すと、皆元気よく答え、迅速に行動を開始する。
その時、兵士達の会話が微かに聞こえてきた。

「…俺、あの方に一生ついていきてぇ。」

「俺もだ、弟子にして貰えないかな?」

「あの手足が伸びる、“じげんていでっき”って武術、あれだけでも教えて貰いたいよな。」

皆、ナルミの事を褒め讃えている。
それを聞いたエリザは、一気に気をよくしながら、近衛隊をひきつれて食堂へと向かって行った。。

ちなみに余談だが、ナルミはこのあと“次元帝デッキ”とは武術の名前で無い事を兵士達説明するはめになったのだった。


*********≠☆

「報告します、敵味方共に死者は0、砦への損害もありません。」

「あ〜、ゼノア、固い。誰もいないんだからいつもどーりにしてくれ。」

ここは食堂、今エリザとバリス、そしてナルミ含むエリザの近衛隊がゼノアの報告を聞きつつ、一同揃って食事をしている。
普通、王族と近衛隊が一緒に食事など常識では考えられない事だが、この姫様はこの方が落ち着くと言う事でよく同席させているのだ。
ちなみにバリスは全く気にも止めていない。

「むぅ、しかし…」

「あ、
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