第一話 紅き飛竜のガンダム
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声と合わせて点滅し始めた。
『初めまして。私は、当機体OZ-13MS ガンダムエピオンの支援AIです。搭乗者の氏名と生体情報の登録を行って下さい。』
俺は唖然とした。 この機体にはAIなんてものは無かったはずだと。 だが、何も答えないわけにもいかず俺は名乗ることにした。
「氏名、篠崎(しのざき)竜也(たつや)。」
名乗り上げると目の前のコンソールに手を触れた。 登録が終わったのか次の言葉を発した。
『搭乗者の登録を完了しました。次に私の名前を付けてください。』
AIの名前か・・・・・。10分ほど考え俺は名前を付けるこのとにした。
「イクス。お前の名前はイクスだ。これからよろしくな。」
『登録完了しました。此方こそよろしくお願いしますマスター。』
お互いの挨拶を終えた俺たちは今後の行動について考えることにした。 この世界の事について知るためにも情報収集を最優先することに決めた。
『周辺をスキャンしましたが特にこれといった物はありませんでしたが、ここから北東50kmの地点で何らかの反応をキャッチしました』
「反応?どんなものなんだ?」
『ここでは詳細がわかりませんので反応を探りながら近づくことを推奨します。』
「行くのはいいが俺はこのガンダムの操縦方法が解らないんだが」
それはそうだ。 MSなんて代物簡単に操縦できるはずがない。
そう言いつつ操縦桿を握ると不思議な感覚を覚えた。 まるで体が覚えているかのような感覚で周りの計器もどういうのかも解った。
(どうして解るんだ?知るはずが無いのに・・・・・)
考えているうちに『イクス』が心配そうな声で話してきた。
『マスター。必要でしたら自動操縦に切り替えますが如何なさいますか?』
「大丈夫だ。それよりも反応がある地点に向けて行くぞ」
『イクス』にそう返事をすると俺は慣れた手順で操縦桿を動かし反応が示す地点に向けてバーニアを噴かした。
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