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ファイアーエムブレム〜ユグドラル動乱時代に転生〜【外伝】
36.1話
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、かーいーよなぁ。ミュアハじゃなくてアタシの妹にでもならんかね」

 くっくっと喉で笑い声を出す彼女にシルヴィアは頬を膨らませて抗議すると、彼女は頭をなでて返事の代わりにした。

「では、みみかきするからレイミアは手を離してよ〜危ないからね。 ヴィアもなるべくじっとしててね」

 ………シルヴィアは生まれて初めての至福の時を迎えて、とろけるような表情を浮かべていた。
 左右両方を済ませてもらったあとはベッドにごろんと力無く横たわり、レイミアに同じことをしてあげている彼に
 すこしの怒りと暗い嫉妬の炎が燃え上がりそうなところだが、今の心地よさがそれを全て見逃していた。





「あたしもミュアハにしてあげたーい!」
「そ、それは素人には危ないから勘弁してほしい!」
「あ、アタシからも言っとく!やめておけ!案外ムズいんだよ!」
「えー、あたしならできるよぉ〜 おねがーーい!」








 ……その後、耳から血を流してるミュアハを助けてほしいと懇願されたクロード神父は治療のあとにこの子細を聞いて、さらにその後自身がエーディンさんから治療を受けるはめになった。



 --おしまい--


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