暁 〜小説投稿サイト〜
目の前の壁
とらうま
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たてながら咀嚼される
「い、いやああああああ!?」
目の前が真っ黒になる。無我夢中で手に持ったレイジングハートを化け物に叩き付ける。レイジングハートに教わったように「何か」の体内に在る魔力を「圧縮」し、爆発させた。
爆発音に紛れて、断末魔がかきけされる。
「お兄ちゃん!?お兄ちゃん!」
しかし、其はなのはの声もかき消してしまったのだろうか。愛しい妹の叫びすら、恭也に届く事は無かった。
午前6:00の暁が二人の姿を露にした。まるで恭也の血を吸って染まったかのような朝だった。
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