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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜青年と機動六課物語〜
番外編
EX1『少し昔の話し』
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ちゃいけない」

スバル「そ、それなら、私とランスターさんとキサラギくんの三人で組めばいいよ!」

ティア「なに言ってんの、そんな都合の良い事があるわけ――――――」








◇◇◇◇◇









ティア「……あったわね……」

教官「ん?なにか言ったか?」

ティア「いえ、何も。お話中に失礼しました」

教官「ふむ、まあ先ほど話したとおりこれからは三人で組んでもらうからな。キサラギ、部屋は隣を使うように」

カズマ「はい、わかりました」

教官「それでは、解散だ」

3人「はい!失礼します!」


 敬礼をして教官室を出たあたし達。


カズマ「てな訳で、これからよろしくな。ナカジマ、ランスター」

スバル「うん!よろしくね、キサラギくん」

ティア「はぁ〜……なんで、あたしはこんな貧乏くじばっかり…」

カズマ「ん、どうしたんだ?溜息なんてついて疲れてるのか?」

ティア「だれの、せいだと思ってんのよ。全く…」


 そう呟いてあたしは再び溜息をついた。


スバル「ねぇねぇ、二人とも今度、おねーちゃんと遊ぶ約束してるんだけど二人もどうかな」

カズマ「ん〜……俺は別にいいけど」

スバル「じゃあ、ランスターさんは?」

ティア「あんた、馴れ合う気はないって何度も言ってるでしょ」


 当然の事ながらあたしは断る。


スバル「でもでも、おねーちゃん。ランスターさんにぜひ合ってみたいって…ね?」

カズマ「そこまで、言われたら行くしかないだろ?ランスター」

ティア「……あんたのお姉さんには悪いけどお断りするわ……」









 ◇◇◇◇◇










 sideカズマ・キサラギ









翌日、第四陸士訓練校寮玄関前



カズマ「……ナカジマのやつ遅いな。いつまで準備してるんだ?」


 集合時間を少し過ぎたが当の本人は未だに出てきていない。


スバル「ごめ〜ん、キサラギくん。おまたせ〜」


 そうこう言っている間にナカジマが出てきた。
しかも、ランスターを連れて。


カズマ「おう、遅いぞナカジマ、ランスター」

スバル「ごめんね、それじゃあ早速いこうか」










◇◇◇◇◇



ミッドチルダ東部12区内『パークロード』






カズマ「そういえば、結局きたのな」

ティア「あの子に無理矢理ね。ま、挨拶だけしたら帰るわ」


 ランスターの隣を歩きながら尋ねると少し呆れた声で返してきた



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