暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS〜青年と機動六課物語〜
番外編
EX1『少し昔の話し』
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に上がってみせる」

スバル「うん!それでこそランスターさんだよ!」

カズマ「……だな」


 ナカジマと顔を見合わせて共に笑い合う。なんか、こいつらと一緒に居ると飽きが来ないな……ホント。









 ◇◇◇◇◇









 sideティアナ・ランスター









 あたし、ティアナ・ランスターが陸士訓練校に入校してはや三ヶ月が過ぎようとしていた。急ぎ足で基本と応用を詰め込んでいく訓練。
ミッドとベルカの個別でのトレーニングも増えていきあたしはひととき例のズッコケ娘から解放されて訓練に集中できる……はずだった。


教官「こらー!65番何度やればまともに出来るんだ!!」

カズマ「す、すいません…」


 こいつのせいで、その安らぎも半減、てかなんであたしがこいつの心配してるのかしらパートナーでもないのに…。









◇◇◇◇◇









スバル「―――を希望します…と」

ティア「あら、あんたもうアンケート書いてるんだ」


 訓練を終えて部屋に戻ると何かノリノリで進路アンケートを書いていた。


スバル「あ、ランスターさん。おかえりー」

ティア「提出は来週でしょ?」

スバル「んーなんか、早く出した方が通りやすそうかなーって」

ティア「……まあ、どうせ出さなきゃいけないし。あたしも、書こうかな」


 机に座りペンを持って書き始める。

スバル「………ジ〜」

ティア「あんたなに見ようとしてるのよ!」

スバル「いや、ルームメイトとして気になるって言うかなんと言うか…」

ティア「あんたには関係ないでしょ。それより、あんたはナニ志望なの?」


 あたしは、素早くあの娘の紙を取って眺める。


ティア「え〜と、なになに……備考欄『在学中はティアナ・ランスター訓練生とのコンビ継続を希望します』?やめてよねぞっとしない。卒業後の配属希望は災害担当将来的には救助隊……?ふ〜ん、あんたも災害担当希望なのね」

スバル「ランスターさんも!?」

ティア「まあね、陸士部隊の中では門戸が広いわりに昇進機会が多いからね」

スバル「ゆくゆくは執務官試験を受けるんだよね」

スバル「それをあんたにうっかり、漏らしたのはあたしの大失敗よ。……それより、あんたがあたしとコンビ継続を希望してるみたいだけどそれ多分難しいと思うわよ」

スバル「え!?なんで!?」

ティア「ほら、キサラギとラファール。あの二人未だに仲悪いでしょ?だから、ほぼ確実にあの二人は離れるでしょうね。だから、自動的に全体のメンバー構成を変えなく
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