暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS〜青年と機動六課物語〜
番外編
EX1『少し昔の話し』
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 それから、早くも数日が過ぎた。現在、昼休みで俺は一人昼食を取っている。
普通はパートナーと一緒に食べるのだがどうも俺とラファールは馬が合わないので未だに必要最低限の会話しかしない。


スバル「キサラギくん、相席いいかな?」


呼ばれたので視線を上に上げるとナカジマとランスターがいた。


カズマ「ああ、別にいいよ」


 そう、返事を返すてから二人は席に着いて食べ始めた。
すでにほとんど食べ終えている俺は、ナカジマのトレイを見て驚いた。


カズマ「なあ、ナカジマ。お前そんなに喰うのか?食い過ぎじゃないか?」

スバル「そうかな?いつも。これぐらい普通だけど」


 そう言いながらパクパクと食べ続ける。それを隣にいるランスターは「もう、慣れたわ」と呟く。


カズマ「……そう言えば、お前等は仲が良いよな」

スバル「そうかなぁ」


 ナカジマはフォークを咥えながら首をかしげる。


ティア「そう言えば、ラファールはどうしたの?パートナーなのにあまり一緒に居ないわよね」

カズマ「どうも、あいつとは馬が合わなくてな」

スバル「ラファールくんって私も少し苦手。どこか偉そうだし…」

ティア「まあ、仕方がないんじゃない。ブロウ家って言ったらミッドでも有数の資産家だもの。その家のご子息だから尚更ね」

カズマ「そうだよな…」


 仮コンビ解消まで苦労しそうだな…。









◇◇◇◇◇









 それから、俺とナカジマ達はよく一緒に居ることが多くなった。夜の特訓にも一緒に参加したりもしてナカジマからSA(シューティングアーツ)の基本などを教えてもらったりもした。

そして、訓練成績の発表の日が来た。









 sideスバル・ナカジマ









スバル「ふぇ〜、こんなにあるんだぁ」

ティア「そりゃあ、あるわよ。訓練校の中でも競争はあるんだから」

スバル「私たちはどれくらいかな?」

ティア「どっかの誰かさんのせいでスタートが出遅れたけど最近はほとんど叱られなくなったしそんなに悪くはないと思うんだけど…」

スバル「うっ…痛いことをいうね、ランスターさん」

ティア「本当の事でしょ。それより、ここからじゃよく見えないわね」

スバル「大丈夫、私目はいいからここからでも見えるよ、え〜と…」


 少し背伸びをして番号を下から順に見ていくそして…


スバル「あ……」

ティア「どうしたのよ。まさか、悪かったの?」

スバル「32号室ナカジマ&ランスター、総合3位!」


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