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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜青年と機動六課物語〜
番外編
EX1『少し昔の話し』
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ンビ分けまでの仮コンビだけどね。それより、そろそろ行くわよ。早めに言って準備運動しっかりやりたいの」

スバル「あ、はい!」


 歩き出したランスターさんの後を急いで追いかける。


ティア「それと、別に敬語を使わなくてもいいわよ。ここでは、立場は対等なんだから」

スバル「はい……じゃなくて、うん」









 side カズマ・キサラギ









カズマ「……たく、人が多いな…」


 部屋割を見に来た俺、カズマ・キサラギは一言呟く。まあ、見なきゃ始まらないのでとりあえず、歩みを進めてなんとかモニタの前に着いた。


青髪の女子訓練生「あった、32号室か…」


 そう呟きモニタから離れる少女。
あいつは、確か式の時に俺の隣にいた奴だよな。


カズマ「まあ、いいか。それより俺は……っと、65号室か相方は……ラファール・エル・
ブロウか。どっかで聞いたことある名前だな……合えば解るか」


 そう呟き俺は、部屋に向かった。


 side スバル・ナカジマ









教官「―――では、1番から順番に訓練用デバイスを選択しろ。ミッド式は片手杖か長杖。近代ベルカ式はポールスピアのみだ」


 教官の言葉で他の訓練生が順番に取りに行く。
私は、自前のがあるから大丈夫だけど。


ティア「……スバルだっけ、あんたデバイスは?」

スバル「私、ベルカ式でちょっと変則的なんだ、だからこの『ローラーブーツ』と『リボルバーナックル』は自前で持ち込みなんだ」

ティア「格闘型……前衛なんだ」

スバル「うん!」


 ランスターさんは私のデバイスをまじまじとみてそう呟いた。それに、私は元気よく頷いた。


スバル「ランスターさんは?」

ティア「あたしも自前。ミッド式だけどカートリッジシステム使うから」


 ランスターさんはソケットから銃型のデバイスを取り出して辺りを見渡す。


ティア「どうやら、あたし達以外自前の持ち込みは居ないみたいね。なるほど、変則同士組まされたのね」


 そう呟くランスターさん私はデバイスを眺めているとちょうど私たちの方をジッと眺めてる人に気がついた。
やっぱり、こういうのって目立つのかな?
ランスターさんもその視線に気づきその人を睨み付けてから。


ティア「……並ぶわよ」

スバル「う、うん……」


 ソケットにデバイスを納めながら歩き出した。









 side カズマ・キサラギ









カズマ「あ〜……いきなり睨むからびびっちまったよ。相変わらず怖いな
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