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外伝 ドラゴンクエストV 勇者ではないアーベルの冒険
ムッツリさんの最後の戦い 帰還編
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に、手伝いに参加しました。
とはいえ、クリスお姉ちゃんは、参加できなくなりました。
「こっちの世界でも、二日目は動けないようね。
アリス、気をつけてね」
クリスお姉ちゃんは、ベッドから苦しい表情で、私に声をかけました。
昔作られた港町の廃墟に到着するのに問題はありませんでした。
道中、一度だけモンスターが出現しましたが、兵士さん達に追い払われました。
ムッツリさんは、兵士さんから借りた鉄の槍を振り回していましたが、モンスターにダメージを与えることができませんでした。
廃墟に到着すると、しばらく休憩をとってから作業を始めることになり、港の跡地の周辺で、兵士さんたちが話をしていました。
もうすぐしたら支援に到着する、アリアハンの兵士さんたちの話題でした。
「それにしても、アリアハンが手を出すとはね、どういう風の吹き回しだろう?」
「特に、アリアハンに対する費用負担がないなんて、怪しいよな」
「キセノン商会がらみじゃないの?
港町を最初に整備することから」
「ありうるねぇ」
「俺、本物のキセノンと話したことあるぞ」
「嘘くせぇ〜」
「どうやら、アリアハンからのお客さんのようだ」
兵士さんの一人が、剣と鎧を装備した一団と遭遇すると、声を上げました。
「ようやく、来たか」
他の兵士さん達も、声に反応してゆっくりと立ち上がります。
「ベギラマ!」
私たちに向かってくる人たちが呪文を唱えると、炎の嵐が吹き荒れます。
「危ない!伏せて」
私の前にムッツリさんが立ちふさがり、炎の嵐を受け入れます。
「うぼーお!」
「ぐっ」
私たちの周囲にいた兵士さん達は、急な呪文の連続攻撃を受けて、次々と倒れたり、うずくまったりしています。
私たちに急襲した兵士達は、ロシア語のように話をしているようです。
会話の内容はわかりませんが、武器を持ち直したことから、私たちをしとめるようです。
ここで殺されたら、どうなるのでしょう?
見送ってくれた青年の言葉を思い出しましたが、青年の言葉が正しいのかどうかはわかりません。
「待て!」
ムッツリさんは、立ち上がりました。
「これくらいなら、ベホイミ!」
ムッツリさんは呪文を唱えると、ムッツリさんのキズが癒えてきました。
「ようやく、思い出したよ。
いいダメージだったな」
4 合っているけど、違うから!
「ようやく、思い出したよ。
いいダメージだったな」
ムッツリさんはつぶやきます。
ムッツリさんは周囲を見渡して、状況を把握してから、私たちに襲いかかってきた人達に話しかけます。
「さて、何故襲われたのかよくわからないが、おまえ達が敵だということがわかった」
ムッツリさんは、私の方に視線を移して話
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