集まった奴等
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「よう、ちゃんと来てたか」
「少し心配だったけど、よかった」
「来てなかったら、無理矢理にでも連れてきたけどね」
声をかけてくるスキンヘッドの巨漢と真っ黒剣士と紅白美少女
むう、アスナに対する印象を少し変えるべきだろうか
俺は思いつつ
「信用ねぇのな」
軽く落ち込んでみせる
と、そこで気づく
「そういやエギル、何でいるんだ?」
答えたのはナギサだった
「今回のボス戦はエギルも参加するんだって」
「・・・商人だよな、アンタって」
半ば呆れ気味な声がでてしまったのは、鎧と斧の装備があまりにハマリすぎていたからだ
「商品の仕入れで毎朝戦ってるからな」
確かにドロップで商品を手に入れればタダだが・・・
「おっ、おめぇがザインか?」
後ろからの声に振り返る
野武士スタイルに趣味の悪いバンダナ
「誰です?」
「ギルド風林火山のリーダー、クラインだ。ナギサから話しは聞いてるぜ」
「そうか」
するとクラインと名乗った男は意外そうな顔をして
「てっきり俺ァ、関わるな、とか言われるもんだと思ってたんだが」
「確かに!会ったときより柔らかくなったかも」
ガードの緩みを全く自覚していなかった
苦い顔を作った俺を見て、五人が笑った
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