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外伝 ドラゴンクエストV 勇者ではないアーベルの冒険
アリアハンでの事件 解明編
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いうのだ。
まあ、しっかりした部下でもいれば話しは別だけどな。
しょうがねぇ。話なら聞いてやる」
「私が考えたのは、リニアの身体を切って」
テルルが右手で左の肩を切り落とすまねをした。
「身体をつなげないまま、ザオリクで復活させます。
そうすれば、本体は元の状態で復活し、切り落とした身体はそのまま残ります」
「そうだな」
ライトは、表情を変えることなく頷いた。
「そうやって、切り取った身体をつなげて、全身を作り出し、もう一度ザオリクを唱えます。
その場合、魂は無いので起きあがることはありませんが、身体はきれいな状態になります」
「なるほどね」
「驚いていませんね」
「そんなことはない」
テルルは頬を膨らませてライトに指摘したが、ライトは表情を変えることなく、うなずいた。
「ようやく、キセノンの娘だなと納得しただけだ」
「何を言っているの?」
「何を言っているのだろうね」
ライトは肩をすくめた。
「まあ、やりかたはそんなものだろうさ。
ところで、ホープは何故そんなことをしたのだろうね?」
「リニアを飾りたかったのでは?」
「それなら、ゲールよりも先に、俺かお嬢ちゃんのところに頼めば済むはずだ。
いくら俺でも、ホープの頼みなら疑いなど持たない」
「そうですね」
テルルはしぶしぶ頷いた。
方法がわかっても、理由がわからなければ、完全な解決にはならない。
不機嫌そうな様子で沈黙を続けるテルルを眺めながら、ライトは話を切り出した。
「調べてわかったことだが、リニアの身体を保管したケースの代金は、リニアから支出されている」
「それって、あたりまえじゃない。
今、リニアの家に置いてあるのだから」
「そうだな、今の状況であれば。
だが、実際にお金が支払われたのは受注時だ」
「受注時!ということは・・・」
テルルの表情は驚愕に染まる。
「そう。最初からリニアに譲渡される事になっていたということだ。
当然、リニアからいったんホープに資金が移動して、ホープから支払われたという流れになっているが」
「リニアとホープは協力していた」
ライトは黙ったままだ。
「でも、なぜホープは自供しなかったの?
自供すれば、たいした罪には問われなかったのに」
ライトは、テルルに対して真剣な目で質問する。
ホープはリニアを殺したかもしれないが、リニアから依頼されたのであれば、事情は異なる。
「アリアハンに、避難民に対する支援組織が有ることを知っているか?」
テルルは頷く。
「その支援組織に、リニアが最近、支援を開始したそうだ。
ちなみに、その組織の元代表はホープだった」
ライトは少し考えてから、話を続けた。
「今回のリニアからの依頼に対する報酬かもしれないね。支援も継続的
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