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転生者とマテ娘と日常?
前世と終わりと神様と
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る先って、まさかリリカルなのはの世界なのか!?」
「なんじゃ、知っておったのか?まぁ、誰と家族になるかは内緒じゃがな?」


ニヤリと笑って勿体振る神様。
うん、初めて殴りたいと思ってしまった。
俺は気を取り直して首飾りを見つめ、思案をする。


「…バルディオン」
『おはようございます、マスター!』


首飾りの宝石が明滅しながら少女のような声が辺りに響く。どうやらマスター登録は終了したようだ。


「御主の魔力はSS位に設定しておこう。後、希少技能を二つ着けるから考えておきなさい。」


そう何度も会えるのかと考えたが、相手は神様だ。常識に捕らわれた考えでは駄目だと思い、素直に希少技能を二つ考えた。


「なるほど…平行処理(フリータスク)に高速処理(ハイスピードハンディング)か。面白い能力じゃな。」
『複数詠唱にバインド解除に有効ですね。流石マスターです!』


説明しなくても理解した神様に感謝する。バルディオンにも誉められ、少しくすぐったくなった。


「ありがとうな、神様。俺に新しい道を与えてくれて…」
「気にするでない。少しの褒美とワシの楽しみを作っただけじゃて。」
「それでも、ありがとう。」


俺は神様に向けて頭を下げる。神様は嬉しそうな顔を見せると光の扉を作り出した。


「さあ、行くが良い。御主の新たな生き方、とくと見せて貰うぞ。」
「ああ…退屈なんてさせねぇから覚悟しとけよ?神様」


俺は口元で小さな笑みを作ると、光の扉へ駆け出した。
そして光の扉を越えると、俺の意識は光に飲み込まれた。








そうして俺はこの世界、リリカルなのはの世界に転生してきた。
だけど、原作には自分から進んで介入しようとは思わなかった。何故かって?
…悪魔様と関わりたくなかったからです。
そうしてとある事件…闇の欠片事件を境に、神様の言った通りに俺の家族が出来た。



そして時は流れ……中学入学の日。皆が慌ただしく動くなか俺は、惰眠を貪っていた。








「アキラー!起きてー!」



大きな声に俺の目が覚める。誰だよ!?せっかくの安眠を妨害した奴は!?
渋々体を起こして体を見る。俺はバルディオンを首にかけると、俺の安眠を邪魔した奴に会いに行くためにベッドから出た。


「っと、寝間着のままじゃあれだな。」


クローゼットから聖祥大学附属中学の制服を取り出すと、シャツを着る為に上を脱いだ。その時…ガチャリと音をたててドアが開いた。


「あ……」
「あ…アキラのエッチー!」
「ちょっ!不可抗りょ…ぐぼぁっ!?」


到底女の子とは思えない力で殴り飛ばされた。
…俺、悪
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