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SAO−銀ノ月−
第四十二話
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》の感触をこの手で感じ、集中も臨界点に達して準備はあと『一言』を以て完了する。

「ナイスな展開じゃないか……!」

 その言葉と共に瞳を開けると、迫っていたグリームアイズの大剣の横腹を日本刀《銀ノ月》で弾き……否。
『この場所に来るであろう』グリームアイズの大剣の予測地点を、日本刀《銀ノ月》で弾き、グリームアイズの大剣は俺の代わりに横のダンジョンの大地を砕いた。

 自らに降り注ぐ『恐怖』を予測する――《恐怖の予測線》を起動させたのだ。

「さあ来いよ悪魔《グリームアイズ》。ナイスな展開じゃないか……!」

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