第12話 7月22日
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イワク、『記憶が戻ってきたせいか、名前の方が言いやすいんですよ。ダメだったでしょうか?』だ、そうだ。
私としてもハヤ太くんに、名前で呼ばれるのは嬉しい事なので、もちもん『いいよ〜』と返事をしといたよ。
前から、たまにハヤ太くんは名前で呼んでた事もあったけどね。まあ、私は『ハヤ太くん』って呼んでたから変わらず呼んでるけど……。
「ところで、ハヤテ君気になる事があるんですけど良いでしょうか?」
「はい? なんですか、マリアさん?」
「ハヤテ君には幼馴染がいるんですか?」
「うむ、それは私も気になるぞ」
マリアさんたちの問いかけに、どう答えるか考えているハヤ太くんは、
「あ〜……え〜と〜……まあ、その……います」
少し考えてから『いる』と答えた。
良かったのかなぁ〜、言っても……。
「そ、そうなのか! ハヤテ!」
「ええ」
ナギちゃんの確認にまた肯定するハヤ太くん。するとマリアさんが、
「ハヤテ君にも幼馴染っていたんですね」
と独り言のように呟いた。
しかしその言葉を聞こえていた、ナギちゃんが
「どういう意味だ、マリア。ハヤテにだって幼馴染くらい……」
「けど、ハヤテ君には失礼かもしれませんが、『あの』ハヤテ君の幼馴染ですよ!」
マリアさんのハヤ太くんに対するイメージっていったい……
「それもそうだな……ハヤテ、その幼馴染ってどんな人なのだ?」
って、マリアさんの説明でナギちゃんも納得してるし!!
「え〜と、僕の幼馴染はですね……」
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