暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
無印編 破壊者、魔法と出会う
4話:舞い上がる吸血鬼と意外な出会い
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屋JFC』の試合を、なのは達三人と一緒に見る約束をしていたのだ。
「さて、応援席も埋まってきたことですし、そろそろ始めますか!」
「ですな!」
そしてホイッスルと共にキックオフされ、試合が開始された。
「がんばれ〜!」
「みんな〜がんばって〜!」
ほどなくして、翠屋の十番がセンタリングを上げ、ゴール前にいた七番がボレーシュートを決め一点が入る。
「やったぁ〜!」
すると今度は相手側の攻撃。ドリブルで切り込んできた一人のシュートが放たれる。そのシュートは翠屋の三番の頭を超え、翠屋のゴールの左端へとまっすぐ飛んでいく。
「ふっ!!」
だがそれを見事な横っ飛びで翠屋のゴールキーパーがキャッチする。
「「「「おぉ〜!!」」」」
「キーパーすご〜い!」
「ほんと〜」
「見事だね、あれは」
その後、後半でさらに一点をくわえ、2−0で翠屋は無事勝利を収めた。
「お〜し、みんなよくがんばった!いい出来だったぞ、練習通りだ!」
「「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」」
「じゃ、勝ったお祝いに飯でも食うか!」
「「「「「「「「「「いえ〜い!」」」」」」」」」」
気前よく、士郎さんの誘いでサッカーチームの全員は翠屋で飯を食べることに。それと共に、俺達四人も翠屋で一服することになった。
「それにしても、改めて見るとこの子、フェレットとちょっと違わない?」
「そう言えばそうかな?動物病院の先生も、変わった子だねって言ってたし…」
「へ〜、そんなこと言ってたのか」
「あぁ、えっと、ちょっと変わったフェレットってことで!ほらユーノ君、お手!」
「きゅっ!」
アリサやすずかの言葉になのはは焦るようにそう言い、ユーノに芸を指示する。するとユーノは自らの左手をなのはの手にのせた。
「おぉ〜!」
「かわい〜!」
「賢いかしこ〜い!」
その行動がかわいかったのか、アリサとすずかはユーノを撫で回し始めた。それを見たなのはは少し苦笑いしていた。
すると翠屋からサッカーチームの面々が出てくる。どうやら解散のようだ。
そのとき、ジュエルシードの気配を感じた。しかもかなり近い。どうやらなのはも感じたらしく、慌てて反応のする方向を見た。俺も横目で確認すると、そこにはサッカーチームのゴールキーパーの子がいた。その子にすぐマネージャーの子もやってきて、一緒に歩き出した。
(あの子が…だが、公に動ける立場じゃねぇし…)
[どうしましょう、マスター]
[どうもこうも、俺から動く訳には…]
「さて、じゃあ私達も解散?」
「うん、そうだね」
「あ、そっか。今日は二人とも用があるんだよね」
「お姉ちゃんとお出かけ」
「パパとお買い物!」
「いいねぇ。月曜日にお話
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