第2章:おてんば姫とチャラ王の冒険
第21話:愛される事…愛する事…好き嫌いはどうでもいい!
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お美しく見える女性は存在致しません!』って感じ!」
「………なるほど………」
睨み顔が一転…心底感心している顔で大きく頷くクリフト。
「流石リュカね…でも私はリュカに直接その台詞を言ってもらいたいわ!」
お!? 俺に惚れていると分かっていたが、とうとう行動に移してきたか…
だが…
「僕の台詞としては出てこないよ。だってパメラさんの方が良い女だもん! オッパイも大きいし、締まりも最高なんだ!」
俺が本心を言い終わると、アリーナが泣きそうな顔になり、クリフトが蔑む様な表情になり、ブライが複雑な思いを顔に出す。
「私って………そんなに魅力が無いのかな? 女の子をナンパしまくるリュカに、少しも興味を持たれない程、可愛くも美しくも無いのかな………?」
おっと拙い…本当にアリーナが泣きそうになってきた。
女の子を泣かすのだけは避けなければ…
「違うよアリーナ…僕はアリーナの事も可愛い女の子として大好きだよ! 大人パンツをプレゼントしたのも、オッパイ揉んだりお尻を触ったりしてるのも、可愛くて魅力的だからやってるんだよ! 興味のない女にプレゼントやセクハラをする程、僕は酔狂じゃ無いんだ!」
「じゃぁどうしてシスター・パメラや城のメイド達の様に、私に手を出したりしないの?」
さぁどう答える?『女には不自由してないから、オッパイの小さい女に慌てて手を出す必要が無かったんだよ』って言ったら泣かれるね! それは困るね!
「僕には異世界に親友が居るんだ。愛する妻と娘が居る男なんだけど…その彼がね、とある国のお姫様に手を出し妊娠させちゃったんだよ(笑)…それを知った王様がね、大激怒しちゃって『現在の奥さんと別れて、姫と結婚し王家に入れ!』って言ってきたんだよ! でも彼はね『妻も娘も愛してるから、姫とは結婚出来ない! 妊娠させた責任を取る為、子育てに協力はするが、妻と別れる事はしない!』って修羅場になっちゃったんだ!(大爆笑)」
「………それって…ご自身の逸話では…?」
無礼なクリフト君が、更に無礼な事を言ってくる。
「僕の事じゃ無いよ…僕だったら『愛人にならしてやる。でも結婚はしない!』って言い切るから…ってか実際に言い切ってるしね!」
「最悪な人だなアンタは…」
うん。そう思うけど他人に言われるの腹立つね。
「じゃぁさ…私がお姫様を辞めたら…もしくは責任を取らなくても良いって言ったら、私にも手を出してくれる?」
………随分と俺に惚れちゃったみたいだなぁ…
あぁそうか…きっとブライはアリーナの恋愛相談を受けていたんだ! そして、その相手が俺だったんだ…
だから先程から複雑な表情で俺を睨んでいるんだな! ………ちっ、仕方ない…余計なお節介はしたくなかったが、自分の為に動くとするか。
「そんな事を言うも
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