10*バーサーカーソウル
[6/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
最後の切り札・マ○オファイナル発動!
マトモに喰らったバリス君は押し出されて場外へ。
まぁ、飛べるから平気でしょ。
……とりあえず
「逃げよ。」
三十六計逃げるにしかず、と。
「まてぃ!」
あぅ、復活早いよ。
バリスさんはばっさばっさと翼を羽ばたかせて、何とか浮いてるようなかんじです。
「はぁ、はぁ、やっぱつえーなおまえ。
まだ一回も攻撃が掠りもしてねぇ。」
いや、イマ○ンブレイカーで右手に当たったよ。
「ホントは使うつもりは無かったけど…
ここまでやられちゃしゃーねーか。」
そう言いながら、彼は屋上に降り立ち、呪文を唱え始めた。
何言ってるか聞き取れんが、ぶつぶつ唱えている。
だが、これは…
「………ハァー、ハァ!」
「グハッ!」
いくら何でも、呪文長すぎでしょ。
20秒は隙だらけだったよ。
そんだけあれば、ガ○ンおじさんの魔○拳も余裕であてれるって。
ちなみにバリスさん、吹っ飛んでまた落ちて行きました。
けどきっと…
「はぁ、はぁ、はぁ、よ、容赦ねぇな。」
ほら、復活。
どんだけタフよ。
「フ、フハハハハ。でもさっきの呪文で召喚のための基礎は出来た!途中だったから上級は呼べないが、中級の精霊なら簡単に呼び起こせる!」
まじでか。
ならやばくねぇか、これ。
「いくぞ!我が「全員動くな!」なんだ!?」
突然の命令は、屋上のドアからしてきた。
そこにいるのは、緑の長髪で、厳しそうな二十歳程の鎧を着た耳がエルフな女性と鎧兵士が二十人程。
「げ、フィーか!」
誰?
「……あなたですかバリス様。」
「いや、これは、その…」
すっかり怯えてるバリスさん。
いつのまにか、最初の姿に戻ってるし。
つか様って何。
「言い訳はいりません。正直に申して下さい。
なぜ召喚魔法を使おうとしたのですか?」
「いや、その……こいつ!!こいつと戦っててつい…」
自分のせいか?
こいつ、自分のせいにする気か?
「……あなたは誰ですか?」
わお、矛先がこっちに。
「…え?と、あの、第三王女様の近衛隊に…その、所属している者…です。
屋上に来たら、なんか兵士がいっぱい倒れてて、あの、戦いを挑まれて…。」
要領を得ないが、仕方が無い。
だってフィーさん、怖いんだもん。
でもなんか通じたっぽく、フィーさんは後ろにある兵士の山を見て。
「…あれですか。
……バリス様!」
「はいっ!」
「お部屋でゆっっっっっくりお話ししましょうか。」
「ひいぃぃぃ!」
バリスは叫びながらフィーさんに引きずられていった。
バリス、弱いぞ。
そ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ