希望皇
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究極竜騎士 ATK7000→4000
「馬鹿め、焦って対象を間違えたか」
「どうせなら一番強いモンスターを倒して勝ちたいだろう。さらに希望皇ホープレイは自信の効果によって取り除いたオーバーレイ・ユニット1つにつき攻撃力が500ポイントアップする」
CNo.39 希望皇ホープレイ ATK2500→4000
「バトルだ。CNo.39 希望皇ホープレイで究極竜騎士に攻撃!!」
「相打ちだと!?」
「いいや、オレはNo.39 希望皇ホープの効果を発動。オーバーレイ・ユニットを1つ取り除きCNo.39 希望皇ホープレイの攻撃を無効にする」
「さっきから何をしているのだ。そんな事をして何になる」
「こう言う事だ。手札より速攻魔法ダブル・アップ・チャンスを発動!!モンスターの攻撃が無効になった時、そのモンスターを選択して発動出来る。そのモンスターはもう1度だけ攻撃が出来、ダメージステップの間、攻撃力が倍になる」
「なんだと!?」
「行けぇ、ホープレイ。究極竜騎士に攻撃、ホープ剣・カオス・スラッシュ!!」
CNo.39 希望皇ホープレイ ATK4000→8000
「またしても負けると言うのかーーー!!」
ホープレイが両手に持つ剣と背中に担いでいる大剣を使い、究極竜騎士を切り捨てる。
遊戯&海馬 LP550→0
会場が静まりかえる。誰もが何も言えない中、オレは宣言する。
「オレの、オレ達の勝ちだ!!」
途端、会場中が大歓声に包まれる。
「や、やった〜〜〜!!」
ツァンもようやく理解したのか喜びながらオレに抱きついてきた。
「勝った、勝てたんだ。私達あの伝説の決闘者に」
あまりの興奮に自分が何をしているのかも分かっていないんだろうな。まあ、役得だから何も言わないが。しばらくするとようやく正気に戻ったのか顔を赤くしてオレから離れる。
「いい決闘だったね」
タイミングを計っていたのか、遊戯さんが近づいてきて握手を求めてくる。
「ええ、いい決闘でした」
握手に応えると今度は海馬社長がやってくる。
「まだ隠し事があったようだな。あとでレポートを回せ」
「分かってます。その前にここの倫理委員会の詳細に関してのレポートを鮫島校長に預けてあります」
「すぐに磯野に取りにいかせる」
「そうして下さい。かなり腐ってますよ。おそらく賄賂とかも握らされてるはずです」
「ちっ、手間をかけたな。後日正式な謝罪の品を持って来させる」
「オレは構わないんでツァンの方にお願いします。最初にも言いましたが、退学を覚悟してまでオレのパートナーになってくれましたから」
「分かっている。オレはこれで帰るぞ」
コートを
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