第3話 サイサロン
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牧石は、とまどいの視線を店員に向ける。
牧石がテレパシーで頼んだのはアイスティーだけである。
「そちらのお嬢様からのおごりだそうです」
店員は、黒井へ視線を移す。
牧石達からの視線を受けた黒井は、携帯を眺めると、
「牧石。
急用を思いついたの、失礼するわ」
そう、言い残すと慌てて店を出ていった。
牧石は、未だに引いていない筋肉痛のため追いかけることが出来なかった。
「すいません……」
牧石は、現在置かれた状況を改善するために、店員に声をかけた。
「……残すなよ」
店員の表情や口調は、なげやりであったが、視線だけは殺気が込められていた。
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