第8話 運命の出会い
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はやめた方がいい」
福西は、どこかずれた声援を送った。
牧石は、3人に手を振って別れた。
「どうして、福西がもてるのか」
そんなことを考えながら。
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「どうして、福西がもてるのだ。
天然にもほどがあるのに……。
いかん、いかん。
今は、目の前の扉に集中……ん?」
牧石の目の前にあった扉がいつの間にか開いていた。
視線の先には通路がはっきりと見える。
「どうやら、集中しない方が超能力を発揮できるようだ。
ようやく僕の能力が開花したのだ!」
牧石が喜びを爆発させていると、通路の途中にある、右側の廊下から、野球のユニフォームの上に白衣をまとった女性が現れた。
「牧石君。
残念ながら、それは君の早とちりよ」
「磯嶋さん。
どういうことですか?」
「君が来るのが遅いから、外側からサイロックを開けさせてもらったよ」
「……そうですか」
牧石はうなだれた。
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