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八条学園怪異譚
第二十二話 雪男の一家その十五
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しら」
「何かあざとくないかしら」
 聖花はこのことは少し苦笑いになって述べた。
「流石に」
「ううん、そうかしら」
「確かに場所あるけれど」
「考えてみれば場所はどうにかなるわよね」
「愛実ちゃんの商店街って公民館あるわよね」
「あるわよ」
「じゃあそこに集まってもらってね」
 それでアイスを食べようというのだ。
「アイス祭りね」
「そうするjのね」
「これでどうかしら」 
 聖花は考える顔で愛実に話す。
「公民館でね」
「うん、それじゃあ」
 愛実は聖花の言葉に頷いた、そうしてだった。
 アイスは皆で、商店街の公民館で食べることにした。アイスの話も決めてそのうえでこの日はそれぞれの家に帰ったのだった。


第二十二話   完


                   2013・1・10
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