第5章 契約
第58話 水の契約者
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れた書類の山と、決済後と思われる、既に崩れて仕舞った書類の山が存在する。
今この場で地震が起きたら、崩れて来た本や書類により圧死間違いなしと言う雰囲気の紙に支配された部屋。
この姫さんは頭の出来は良いのでしょうが、日常生活を営むには非常に問題の有る人間だと言う部分は、一度、邪神召喚の贄にされかかったぐらいでは変わらなかったと言う事でしょうか。
俺とタバサを無視……と言うか、この部屋の主の事さえ頓着せずに、勝手に室内に侵入し、自らの望みの本を手に取って読書を開始した紫の髪の毛を持つセーラー服姿の少女を、少し呆れたように見つめていたイザベラでしたが、直ぐに失調状態から回復。そして、
「悪かったね、急に呼び出したりして」
……と、自らの執務机の前に並ぶ、俺とタバサ。そして、本棚の前に座り込んで仕舞った少女に対して、そう告げて来るガリアの姫。
もっとも、最初に部屋に侵入した少女の方は、そんな彼女の言葉を聞いては居なかったのですが。
そして……。
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