第9話〜模擬戦三本勝負第2試合目前編〜
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さか…
「簪…倉持研からマルチロックのデータを渡されて無いか?」
「え?も、貰って無いよ…」
そう言う事か…
「楯無…」
「なに?」
「明日、倉持研に緊急査察出来るか?」
「それは、出来るか出来ないかって言われたら出来るけど、どうしたの?」
「俺が簪の為に送ったマルチロックのデータを研究所の人間が簪に渡して無いんだよ」
それだけ言うと楯無の雰囲気が一気に変わった。
「詳しく話して」
「ああ、まず、俺がマルチロックのデータを送ったのは今月の始め位だ」
「渡した相手は?」
「それは、倉持研の所長『倉持 源蔵』だ」
「あの男か…」
「あの人か…」
「知ってるのか?」
「う、うん、時々私に変な目をしてくる人」
「ええ、いっつも私の可愛い簪ちゃんに色目を使う成人のロリコンよ」
成人してるのにロリコンって……救いようのない変態だな
「まぁ、明日には突撃出来るようにしといてくれ」
「解ったわ、もし、あのロリコンに会ったら……その時は……」
「「フフフ(ハハハ)、精神的に痛め付けてやるわ!!(やる!!)」」
「そ、それよりも、次の試合に始まるから準備した方が?」
「ああ、そうするか…ヴァイス!セット・アップ!」
【ヴァイスリッター、セット・アップ】
さっきとは違い青白い粒子から真紅ではなく白銀の粒子に変わり俺の顔以外を覆うと…
【ヴァイスリッターの展開完了】
此方も顔はヴァイザーで隠して体は装甲で覆われ主要武装であるオクスタンランチャーを片手で担いでいる。
「ほんじゃ、行ってくるわ」
「頑張ってね!」
「がん…ばれ」
「おう!」
さて、行くか!
「黒姫刹那!ヴァイスリッター!目標に飛翔する!」
さぁ!白き堕天使の力見してやるよ!
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