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問題児たちが異世界から来るそうですよ? 召喚士の軌跡
第19話 魔王襲来ですよ?
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AMELIN

・プレイヤー一覧 現時点で3999999外門・4000000外門・境界壁の舞台区画に存在する参加者・主催者の全コミュニティ。

・プレイヤー側・ホスト指定ゲームマスター 太陽の運行者・星霊、白夜叉。

・ホストマスター側勝利条件 全プレイヤーの屈服・及び殺害。

・プレイヤー側勝利条件、一、ゲームマスターを打倒 
            二、偽りの伝承を砕き、真実の伝承を掲げよ。

 宣誓、上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します。

                             グリムグリモワール・ハーメルン印

                                 
「魔王が……魔王が現れたぞぉぉぉぉぉ!!」

そう叫んだのは誰だろうか?
観客席にいた全ての人がパニックに陥った

一番最初の変化は特別席のバルコニーで起こった
突如白夜叉を黒い風が包み込み、他の者は一挙に外まで弾き出される
ノーネームは舞台側へと飛んだ

「魔王が現れた……そういうことでいいんだな?」

「はい」

飛鳥を抱きかかえて舞台へ着地した十六夜が訊ねると、黒ウサギが真剣な面持ちで頷く

「皆! あれ!」

耀が指差した先には3人の人影が落ちていた
恐らく、魔王の仲間だろう
十六夜は「任せたぜ」といって1人、その人影の元へと飛び上がった

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

時はほんの少しだけさかのぼり
境界門上空に4人の人影があった

「さあ、ゲームを始めるわ」

斑模様の衣服を身に纏った少女が言う

「「「イェス、マスター」」」

少女の言葉に返事をしたのは3人の男女だ
共通するのは3人とも大きさは違えど笛を持っていることだろう

「手はず通りにお願いね?」

「おう、邪魔する奴は?」

自分の身長ほどもある笛を持った黒い軍服を身に纏った男性が言う

「殺していいよ」

「イェス、マスター♪」

二の腕ほどの笛を持った露出の多い白い装束を身に纏った女性が言う

「マスターも気をつけて」

男性ほどではないが大きな笛を持った金髪に獣耳をつけた女性が言った


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