十四話
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て実感は感じないとは思うけどね
「あれ?アスとエリオは……」
「もう、部屋に行ったぜ」
気付かなかった……。うーん、集中し過ぎると周りが見えなくなるのがちょっとなー
「じゃあ、僕も部屋に行きます。お休みなさい」
『お休み』
その声を背に二階に上がる
メニューは出来た。明日は陸戦が控えてるから、明後日からはメニュー開始。これでいいか
「戻ったよ。アス」
部屋に入り、アスに声をかける
「ああ……。どうだった…?」
「何が?」
「なのはさん達に囲まれていただろう……」
まぁね。でもあれは今日の録画した映像を見る為だったし
「まぁ特に緊張とかはしなかったよ。あと、ロンド」
≪はい。転送します≫
ロンドからレイヴンに明後日からのメニューを転送する
「これは?」
「見て分かるように新しいメニュー表。明日は陸戦が控えてるから、開始するの明後日からになるよ」
「わかった……。ミルテには渡さなくていいのか?」
思い出したようにアスが聞いてくる
「アス。流石にあの女の子だけの部屋に入っていけるほどの神経は持ち合わせてないよ」
まず、絶対高町ちゃん達に足止めされるはずだし……。そしたら絶対に寝るまで離してくれないだろうからなー
「なら、明日渡すのか……?」
「そうだね。明日の陸戦が終わった後にでも」
陸戦の前に渡すと多分、集中力が回らないと思うし……
「じゃあ、とりあえず試験の時の反省点を探しながらみんなが寝静まるまで待とうか」
「了解……」
それからアスの試験の映像を重点的に見て、どこがいけなかったのかを見つけていきながら色々と話し合う。ここはこうした方が、ああした方が、戦術についての話は尽きない
でも、アスに一つだけは釘を刺した。作戦を立てるのは大いに良い。でも、策に溺れるのはダメ。策士、策略に溺れる。この通りにはならないでと……
話に熱中していたのか、耳を澄ましても何も聞こえない。深夜二時をまわっていた
「そろそろか……」
「そうだね」
タオルやらドリンクとかを用意して、音を立てないように一階に降り、外に出る
「昼に使ったところはロッジに近いから、大きい音を立てられない。もう少し奥の方に行こう」
「ああ」
昼に使った場所を通り過ぎ、さらに奥に進む
「っ!!」
「……どうした?」
急に振り返った僕に疑問の声を投げるアス
「しっ」
静かにのジェスチャーで伝え、耳を澄ませる
「……か……」
「…え……そ……」
微かに話し声が聞こえる。そこまで遠くってわけでもない
「アス。先に行っててくれるかな?少し様子を見てか
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