暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはvivid 車椅子の魔導師
十四話
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子さいさいかな」

さて、そろそろ身体と頭洗ってあがろうかな

「僕はもう少し入ってるよ」

「俺も……」

「うん。わかったよ」

さっさと洗い、僕はお風呂から上がった


お風呂から部屋に戻るのに、皆さんが集まる部屋を通ると、大人組の方達だけがそこに残っていた。どうやら高町ちゃん達は部屋で遊んでいるようだ

「あ、クロムくん。早かったね」

なのはさんがこちらに気づき、話しかけてくる

「烏の行水ですので」

「でも、ちゃんと洗ってはいるよね」

それはちゃんと……

「エリオとアスは?」

「どちらも長湯するそうです。逆上せる前に出て来ると思いますよ」

今、この場にいるのは、なのはさん、フェイトさん、スバルさん、ティアナさん、ノーヴェさん、メガーヌさん。ここに1人でいるのは少々キツイような気がする……

「ねぇクロムくん。少しお話しない?」

「え、お話ですか…?」

まいったな……

「別にいいんじゃねぇか?クロム。お前、ミルテとアスのメニュー組むのにスフィア飛ばしてたろ?」

「うぐっ…」

いきなりそれかー。ノーヴェさんは容赦ないなー

「スフィア?ノーヴェ、何の事?」

「クロムの奴。午後のトレーニング、録画スフィアを飛ばして撮影してたんですよ」

そう言えば、まだ確認してないよね。あれ

「へー。全然気づかなかったけど……」

「変な視線みたいな物は感じたわね」

スバルさんは少しは周囲に警戒をしましょう。ティアナさんは流石ってとこかな

「ロンド」

≪録画スフィア十機の内、二機は流れ弾で破壊されましたが、メニューを作るには十分な物が撮れました≫

だったらよかった

「ねぇクロムくん。それ見せてもらえるかな?」

「え、ええ。まだ僕も確認していませんので、どう撮れてるかはわかりませんよ?」

基本的に全部ロンドに任せたからね

「それでもいいよ」

「わかりました。ロンド」

≪はい。大型モニターで表示します≫

大型の空間モニターで表示する。さて、どんな物があったのかな?

そこから映像を大人組と一緒に分析と反省を重ねつつ見て行き、僕は頭の中で色々と組み立ててみる

「えっと、とりあえずはこれでっと」

メニューをデバイスの記憶機能のメモ帳に打ち込んでいく

「どれどれ?」

なのはさんが横から覗きこんでくる

「………うん、よく考えて組まれてるね。ちょっと、アスくんやミルテちゃんにはには多めだと思うけど、大丈夫なの?」

「昔のメニューに比べたら少ないくらいです。まぁその代わり、内容が濃いですけど。これだったら、無理なく行けそうですね」

少し強くなってるっ
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