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無限の赤龍帝
ライザーとの戦い
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『やっ、やめなさいっ』

『…………嫌…………イッセーとの時間…………邪魔した…………罰…………』

『そっ、それは私のせいじゃ…………ひゃわっ!! ちょっ、そこの猫娘、そんな所を…………やめっ!!』

『…………私より大きい…………このっ、このっ』

『いっ、痛いですわっ!! 胸をつつかないでっ!!』

という展開が行われていた。

「だが、ライザーよ。いい光景じゃなか」

涙目のレイヴェルも可愛いし、他の二人もやっぱり可愛いな。

「ふざけるなっ!! 他人ならいざ知らず、実の妹に興奮できるかっ!!」

「うわっ、以外にまともな兄貴だ!!」

「そうじゃな。じゃが、愚か者め」

「なんだと!!」

「美少女に血が繋がっていようが繋がってなかろうが、貴賎などあらぬわっ!! 全ては等しく愛し、愛でる者じゃ!!」

「なっ、成程」

「たっ、確かにそうだ…………俺が愚かだった。確かにレイヴェルは可愛いな。以外にレイヴェルも…………」

『そこの駄目な存在様三名様、いい加減にしてくださいっ!!』

その声が聞こえた瞬間、ハリセンが飛んできて頭を叩かれた。それも三人とも。

「むっ、その声は…………」

『はい、サウザンドアイズからの依頼によって、黒ウサギがお迎えにあがりました。白夜叉様、帰りますよ。ちょっと、箱庭で魔王が暴れるとの情報がございましたので、急いでくださいと、黒ウサギはお願い申し上げますよ』

「何故じゃ、あっちにはアヤツらが…………」

『その問題児様方、お三人様が一緒になって派手に暴れようとしているのですよ!!』

「なんじゃとっ!! それはなんと面白…………「白夜叉様」…………ええい、わかったわ!! イッセーよ、私は帰るぞ。結果はオーフィスを通して教えて貰うからの。そうじゃ、勝者にはギフトを一つ景品にやろうかの。では、さらばじゃ」

水樹の苗を置くだけ置いて、一瞬で掻き消える母さん。

『それでは、お騒がせしました。この駄神は回収させていただきますが、皆様方はゲームをお楽しみください』

黒ウサギの声も聞こえなくなったし、気配も消えた。

「…………」

「取りあえず、殴り合うか」

「そうだな」

ライザーは全身に炎を纏い、俺は白い魔力を纏う。そして、瞬時にお互いが接近して拳を振るう。お互いの拳が頬っぺたに炸裂して、吹き飛び合う。

「ちっ、やるじゃねえか」

「貴様もなっ!!」

瞬時に空中で体勢を整えてお互いが接近する。ライザーは炎を放っては来ない。奴もこちらに炎がろくに効かないのを理解している。ならば、単純な戦いだ。拳と拳、蹴りと蹴りを幾度となく打ち合うが、だんだんと俺が有利になってくる。そもそもが戦闘経験が
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