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なりたくないけどチートな勇者
7*近衛隊総決戦
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守護者たちのつかうあれである。
とりあえず、ここまでくれば見付かっても対処できまい。
結界張れば魔法からも身を護れるし。
うん、完璧。


…だと思ってたんだけどねぇ


さて、今自分はムー君と対峙しております。
彼は自慢の翼を使い、見事自分を追い詰めてくれました。

とゆうか、自分が隠れてたのが隅っこだったので正面にいられるとにげれないんです。

正直、ピンチです。

「…逃げれませんよ。」

いや、まだ王手なだけで詰みではない……ハズ。うん。

「…えい!」

とりあえず苦し紛れに彼に結界をかけて閉じ込めてみたら

「ふんっ!」

彼を中心に風が吹き、一瞬で消え去った。

「…終わりですね。」

いゃあ、お仕置きはやだしなぁ…
てい!

「!!」

とりあえず、結界無くして落ちてにげる事にした。
もちろん結界をクッションにしたから怪我はないよ。

「では、バイ!」

そしてBダッシュで逃げることに…

「逃がすかっ!」

出来なかった、目の前に氷の壁が出来て、逃げれない。
ネオア○アマドールかい君は。

しかしどうしたものか…

「…永久の冬を、氷帝の槍よ。」

おぅ、なんかでてきた、先っちょに風魔手裏剣が着いたような青い氷の槍…
ヤバクネ?

おわっ!モーション無しで突いてくんな!

それから彼は容赦なく、袈裟、逆袈裟、横一文字と鮮やかな槍捌きを披露してくれました。
服をバリアにしてなきゃ死んでるってこれ。

「…奥義、氷炎槍“ヴェリア”」

おうい!奥義ってなに奥義って!
なんで氷の槍に炎が絡まってんの!溶けろ!そしてなくなれ!

「次で決める…」

必殺宣言!?やばい、バリアもたねぇ自信ある!

なんか!なんかない……必殺?

ドゴオッ!

轟音とともに槍が自分に向かって来て、それを

バシッ!

右手で受け止め、砕いた。
槍は跡形もなく、ただの氷の粒となって消えていった。

「!?」

ムー君は何が起こったか理解出来てない様なのでとりあえず気絶してもらうため

「おやすみ?。」

ドゴッ!

右手で殴っといた。
案の定、彼は一撃で夢の世界へ。

…………いやぁ、支配○の右手、つえー。
あらゆるものを支配して制御するって、変態だ。

さすが暗黒シティの市長だわ、伊達にドリ○ゴード狙ってねぇわな。

とりあえず、ムー君の槍と必殺とゆーキーワードなかったら自分、死んでたね。

さて、氷の壁を解除して、と。

ゴーンゴーンゴーン

おお、お昼の鐘だ。
…つーことは


おわったーー!!


***********∴☆

さてさ
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