ボス戦はまだか!?
[8]前話 [2]次話
責められると思っていた
<死神>と関わったせいだと
だが奴はしばらくふさぎ込んでいたものの、俺を拒絶するようなことはしなかった
今も、昔と同じように接してくれている
それが申し訳なくてーどうしても俺がギクシャクさせてしまう
俺に奴と接する資格などあるのか、今も俺は迷っている
俺が話し終えると同時にナギサが口を開いた
「一緒にいて良いに決まってるよ」
やっぱしそうおっしゃられますか
ナギサは続ける
「責任がないとはいえないけど、君と一緒にいたから死んだって決まった訳ではない。トラップなんてほとんど運みたいなものなんだから」
「いや、」
だから俺と組んだせいでその運が大暴落したんなら
俺がそう続ける前にナギサが強引に割り込む
「もし、君のせいでギルドが壊滅したとして、君は死んじゃった人たちに直接償えるの?でも、生きてる人には償える。さて、どっちが優先でしょう」
「そりゃ、生きてる奴だけど・・・」
渋々答える
するとナギサはニコリと笑って
「じゃ、ちゃんと償わないとね」
なんだかやりこめられた感がバンバンするが
「ああ、そうだな」
俺は自分でも意外に思う程大きく頷いた
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ