暁 〜小説投稿サイト〜
吾輩は猫である
無印
吾輩、のんびりする
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ラーゲーム祭りか? このゲームショップに文句言ってやる!


「……ダメ?」


ああ、そんな悲しんだ目をしないでくれ! 吾輩は! 吾輩はッ!


「も、もちろんいいぞ! 今セットするからな!」
「……うん!」


美緒の部屋からPS3を持って来て、リビングのテレビに接続する。
ディスクをセットして開始する。


「(デッドスペース2か……死体を踏まないとアイテムが出ないんだっけ?)」
「かおす……これどんなゲーム?」
「ゾンビみたいな化物をエンジニア(笑)が工具(兵器)で(四肢を)ぶっ飛ばすゲーム」
「バイオ?」
「それよりもグロい」
「楽しみ……!」
「oh……」


久遠がフンスカフンスカと鼻を鳴らし、興奮してる。
あれ、久遠ってこんな性格だっけ? ホラー大好きなのか? 確かに夏のホラー映画祭りや心霊祭りを進んで見てたな。でも何故か那美が怖がって見ないようにしてたが、気になるのか指の隙間から覗いてた。
てかおい那美、お前霊とか人外とか相手にしてるのになんで怖がってるんだよ。あの時お前の隣にいた奴(薫&久遠)なんて放送してた霊より遥かに強くって恐ろしいだろ。


「かおす……これどうすればいい?」
「ここ、何もできないからとりあえず逃げよう」
「分かった」


拘束されているアイザックさんが逃げる逃げる。あ、攻撃喰らった。
その後、何の問題も無く進んでいき、工具とキネシスを手に入れた。それからキネシス無双が続いた。


「それにしても久遠上手だな」
「……バイオ4をハンドガン縛りでクリア余裕(キリッ」


え、廃ゲーマークラスだったのかお前。
2年間一緒にいたけど全く気づかんかった。美緒と何かしてるのは知っていたが。


「くぅ〜……敵、弱い……えいえい」


ダクトから不意打ちで出てきたネクロモーフを華麗に避け、すぐさま体勢を立て直し、冷静に的確に四肢を切断していき、そのままネクロモーフの遺体を踏み潰していく。
久遠はなにか物足りなそうにしながらも死体を踏んでいる。


「うわ……出てきたと同時に敵が死んでいく……」
「楽勝……(キリッ」


めっちゃドヤ顔してやがる。く、悔しい、でも可愛いッ!
ドヤ顔をする幼女ってこんなに可愛かったのか、これが美緒だったら根性焼きか腹パンは確定だったな。


結局クリアまでは行かなかったが半分近く終わった辺りで久遠が飽きたのか寝てしまい、アイザックさんはグチャグチャにされてしまった。
久遠をソファーに寝かせ、吾輩は暇になった。


「何もすることがない……」


そうだ、美緒のバイト先に行こう。
たしかペットショップだっけ? 名前はたしかフ、フレ……フレデリカ? まあいいか、場
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