第4章 天狼島編
手をつなごう
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ドさんとエバーグリーンさんがそう言う。
「最後ぐらいマスターの言う事が聞けんのかぁ!!!!クソガキが!!!!」
マスターは怒鳴ってそう言う。
「(最後・・・って・・・!)」
「俺は滅竜魔導士だぁーーーーーっ!!!!
そいつが敵っていうなら俺が・・・」
がし!
「うが!」
ナツさんの服を誰かが引っ張った。
「走るぞナツ!!!」
それはラクサスさんだった。
「ラクサス!!!!お前・・・」
ナツさんがラクサスさんの方を向くと・・・
ラクサスさんは体が震えていて、少し涙を流していた。
「・・・っ。」
「マスター・・・」
「う・・・うう・・・」
「う・・・!」
「くっそ・・・」
俺達は・・・そのまま走り続けた・・・マスターを置いて・・・
「(それでよい・・・いずれわかる時が来る。涙など虚空。
人が死ぬから悲しいのか?悲しみが人を殺すのか・・・
答えは各々の胸の奥に・・・誇り高きクソガキどもよ・・・・・・
生きよ!!!!未来へ!!!!)」
マカロフは、心の中でそう言うのであった。
「何の目的か知らんがなァ・・・これ以上先には進ませんぞォ!!!!
この後ろには、ワシのガキどもがいるんじゃああ!!!!」
マカロフは力いっぱい、アクノロギアを押えようとする。
「グルルル・・・ガアッ!!!!」
「ぶはっ!」
ぐらん、ズドォン!!
「がっ!!」
しかし、アクノロギアの方が力が上であった。そのままマカロフを押し倒した。
「グアアアッ!!!!」
さらに、マカロフの腹を手で押しつぶすのだった。
バキバキ!ボキボキ!メキメキ!
「うああああああ゛っ!!!!」
マカロフはあまりの痛さに声を出す。
「・・・ニッ。」
しかし笑っていた。
「(初めて親らしい事が・・・・・・できたわい。もう思い残す事はない!!!!)」
マカロフは心の中そう言うのだった。
しかし・・・
ダッ!
「!?」
ズザザザザ!!
「・・・!!!」
何とナツが戻ってきたのだった。
ガッ、ガ、ガッ!
さらにアクロノギアの腕を掴み、よじ登ってきた。
「ブオオッ!」
ズガガガガ!!!
アクロノギアはナツを振り払おうとする。それと同時に、近くに木が倒れた。
しかしナツは振り払われず、アクノロギアにしがみ付き、再びよじ登った。
「じっちゃんを返せ・・・!」
「ナツ・・・」
「かかれーーーーーっ!!!!」
「「「「「オオオオオオ!!
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