暁 〜小説投稿サイト〜
混沌の魔術師と天空の巫女
第4章 天狼島編
手をつなごう
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ドさんとエバーグリーンさんがそう言う。

「最後ぐらいマスターの言う事が聞けんのかぁ!!!!クソガキが!!!!」

マスターは怒鳴ってそう言う。

「(最後・・・って・・・!)」

「俺は滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)だぁーーーーーっ!!!!
 そいつが敵っていうなら俺が・・・」


がし!


「うが!」

ナツさんの服を誰かが引っ張った。

「走るぞナツ!!!」

それはラクサスさんだった。

「ラクサス!!!!お前・・・」

ナツさんがラクサスさんの方を向くと・・・
ラクサスさんは体が震えていて、少し涙を流していた。

「・・・っ。」

「マスター・・・」

「う・・・うう・・・」

「う・・・!」

「くっそ・・・」

俺達は・・・そのまま走り続けた・・・マスターを置いて・・・

「(それでよい・・・いずれわかる時が来る。涙など虚空。
 人が死ぬから悲しいのか?悲しみが人を殺すのか・・・
 答えは各々の胸の奥に・・・誇り高きクソガキどもよ・・・・・・
 生きよ!!!!未来へ!!!!)」

マカロフは、心の中でそう言うのであった。

「何の目的か知らんがなァ・・・これ以上先には進ませんぞォ!!!!
 この後ろには、ワシのガキどもがいるんじゃああ!!!!」

マカロフは力いっぱい、アクノロギアを押えようとする。

「グルルル・・・ガアッ!!!!」

「ぶはっ!」

 
ぐらん、ズドォン!!


「がっ!!」

しかし、アクノロギアの方が力が上であった。そのままマカロフを押し倒した。

「グアアアッ!!!!」

さらに、マカロフの腹を手で押しつぶすのだった。


バキバキ!ボキボキ!メキメキ!


「うああああああ゛っ!!!!」

マカロフはあまりの痛さに声を出す。

「・・・ニッ。」

しかし笑っていた。

「(初めて親らしい事が・・・・・・できたわい。もう思い残す事はない!!!!)」

マカロフは心の中そう言うのだった。






しかし・・・






ダッ!

「!?」

ズザザザザ!!

「・・・!!!」

何とナツが戻ってきたのだった。

ガッ、ガ、ガッ!

さらにアクロノギアの腕を掴み、よじ登ってきた。

「ブオオッ!」

ズガガガガ!!!

アクロノギアはナツを振り払おうとする。それと同時に、近くに木が倒れた。
しかしナツは振り払われず、アクノロギアにしがみ付き、再びよじ登った。

「じっちゃんを返せ・・・!」

「ナツ・・・」

「かかれーーーーーっ!!!!」

「「「「「オオオオオオ!!
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ