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剣の丘に花は咲く 
第七章 銀の降臨祭
第一話 わたしが……まもる
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女が……士郎を守れるはずがないから……。

 士郎を支えられないから。

 士郎の……傍にいられないから……だ。

 きっと……ううん……絶対士郎はそんなことを気にしない。

 そう……士郎は気にしない……。

 ただ……わたしが気にするんだ。

 ……士郎を守れない、ただの女に成り下がるのが……絶対に……絶対に嫌だから……。  




 みんなを守る…………正義の味方…………。




 自らを顧みない…………馬鹿な……正義の味方…………。




 だから……ね……士郎……。




 わたしが……あなたを守る。




 守れる自分に……なるの…………………………。









  
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