第七話 オスティア最終決戦
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るで〜♪」
「心配無用だ!」
「傷だらけやないか〜♪」
戦闘中にもかかわらず間の抜けた話し方のうちに苛ついたんか、火のアートゥルが攻撃しかけて来たで、此で正当防衛や。
「ラカン、攻撃食らった以上はうちも被害者や、損害賠償を請求する為にその変なのボコルで」
「仕方ねーな、一寸だけだぞ」
「おおきにラカン。ちょとだけ殺るで〜♪」
「馬鹿にするな」
火のアートゥルが凄い連続鉄拳を炸裂させるんやけど、うちには蠅が止まる程遅いで。
「神鳴流奥義、滅殺斬空斬魔閃〜♪」
「そんな攻撃が効くか!」
火のアートゥル、体が既に無くなってるんだけど、気づいてないようやな。
「月詠、やり過ぎだ!俺の獲物が!!!」
「ラカン、短気は損気や〜それに未だ未だ敵は沢山いるで〜♪」
「仕方ねーなー」
うちとラカンが話してる間にも未だ体無い事を気づいてないとは流石人形や。
「ラカン、怖じ気づいたか、そうか手も足も出ないか」
うちもラカンも阿呆を見る顔で火のアートゥル見ながら一言や。
「手も足も出えへんのはあんさんでっせ〜♪」
「なに!」
そうして初めて自分の体が頸から上だけに気が付くと。
「そろそろ、燃えるゴミは焼却せにゃ環境汚染や、メガフレイム〜♪」
「馬鹿な!!炎の俺が焼けるなど!!!!!!」
消し炭になって消滅したで。
小一時間の戦闘で敵の部隊は全滅や、あとはライフメーカーだけや。
「Eブロック残党の気配はありません」
「Fブロックも同じく」
「此で地上の敵は全滅じゃな、後は中に入り黒幕を倒すだけじゃ」
「姫さん、必ず姫子ちゃんを助け出すぜ」
「ナギ」
ラブコメは置いといて、此処でゼクトが死ぬか乗っ取られるんだっけ?原作知識が少々曖昧な所やからな。
「ナギ、突入準備は10分もあれば終わる、10分後に突入だ」
「詠春、くそ真面目に茶々を入れるな、今良いところだったのによ」
「ラカン、詠春、見ておったのか」
可愛いのーアリカが慌ててるわ。
「ナギ我が騎士よ死ぬな」
「ああ、姫さんの顔を又見る為にな」
「ななな」
又ラブコメや、ここいらで止めるで。
「敵の親玉が隠れとるんやろ、態々穴蔵入って行くのは罠に掛かるようなもんや〜」
「月詠さん、親玉を引っ張り出す事は出来ませんし、我々が行くしか無いのです」
アルの反論は普通なら尤もなんやけど。
「そうだぜ、出てこないんだから行ってぶっ飛ばずぜ」
ナギは単細胞すぎや。
「出て来ないなら、ええ手が有るで〜」
「なんじゃ?」
「詠春は天の岩戸をしっとるやろ〜」
「ええ、日本神話ですよね」
「そや、それと同じで、親玉をおびき出せばいいだけや〜」
「それ
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