SAO編−白百合の刃−
SAO35-攻略組の集まり
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ならないのか? そう、俺の」
「あ?」
「お、俺もドウセツは変わったと思うんだ」
エックスの殺気に怯んだタカサはマリリーとエックスと同じ、私が変わったと答えた。
「貴方は二人の意見に乗っただけじゃないの?」
「いや、そんなことはねぇよ。少なくとも血聖騎士団を抜けてソロになった時よりも雰囲気が違うくらいわかるぜ」
「知らないわよ、そんなの」
……参ったわね。あんまり話したことのない人にも変わったと言われるなんて……相当、今の私は…………。
「どうドウセツちゃん。タカサも変わったと思っているのよ〜ん。三対一になっちゃたけど、戦う?」
いつから、私はからかわれる対象になったのかしらね。マリリーも、やはりというべきか、遠慮とかせずに触れたくない領域のギリギリ踏み込んでくるのが少々気に入らない。これくらいならセーフでもいいたいの?
「いったい何と戦っているんですか。もう、そう思うなら好きにして」
「なら、そうするわね」
「は?」
そう言うと、マリリーを中心として、エックスとタカサを含めた三人で語り始めた。
「ドウセツちゃん変わったに決まっているよね〜」
「だな。クールで一匹狼なドウセツが、写真集を出すとは思わなかったからな。しかも、あの俺でもわかるくらいのお人好しのキリカと一緒なんだぜ。昔だったら少し考えられなかったな。それでもやっぱり俺の嫁が一番だがな」
「いい加減にしろ、ぶっ飛ばすぞ」
「それはやめてくれ」
「嫁自慢野郎はともかく、昨日、一昨日と会ったけど、あきらかに白百合野郎のこと懐いていたんだぜ、あの清ましブス野郎」
「それ本当か?」
「あぁ、明らかに柔らかい態度を見せていたぜ」
「だったら、キリカちゃんのおかげかもしれないわね〜。あの子、心優しから懐くのもわからなくないわね。お人好し過ぎる性格が逆にいいのかもしれないわ」
「なぁ、ドウセツ。キリカのこと好きなのか?」
私は一昔使っていたカタナをタカサの首に刃を当てた。
「……ドウセツさん? 俺には愛しの……そう! 愛しの、愛し嫁がいるんです!」
「だったらこれ以上、悪ふざけはしないことね」
「い、イエッサー!」
何故か彼は敬礼して受け入れた。脅しを受け入れたのでカタナを鞘に納め、ウインドウを開いて、カタナをアイテム欄に引っ込めた。
我ながら、ものすごい速さでカタナを装備でき、相手の首に当てる技術は褒めるべきだわ。戦闘でも、スピードの技術を身につけたいものね。勝手に私のことを語ったことは不満だが、良い経験になった。
「やっぱり変わったわね〜……」
「マリリーは斬られたいのね」
「遠慮するわ。あたしはまだ生きたいからね。それとごめんなさい」
「賢明な判断よ」
どいつもこいつも言い
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